劇場版 ヴァイオレット・エヴァーガーデン:佐久間宣行が語る魅力 「全てのレベルが異常に高い」 一度もぶれない「愛と成長の物語」

「劇場版 ヴァイオレット・エヴァーガーデン」の一場面(C)暁佳奈・京都アニメーション/ヴァイオレット・エヴァーガーデン製作委員会
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「劇場版 ヴァイオレット・エヴァーガーデン」の一場面(C)暁佳奈・京都アニメーション/ヴァイオレット・エヴァーガーデン製作委員会

 京都アニメーションが手がけるアニメ「ヴァイオレット・エヴァーガーデン」の劇場版「劇場版 ヴァイオレット・エヴァーガーデン」(石立太一監督、2020年)が、日本テレビの映画枠「金曜ロードショー」で11月25日午後9時から放送されることを受けて、元テレビ東京プロデューサーで、演出家、ラジオパーソナリティーとして活動する佐久間宣行さんがコメントを寄せた。佐久間さんは「ヴァイオレット・エヴァーガーデン」シリーズに魅了されたといい、「脚本、演出、作画、演技、音楽、全てのレベルが異常に高い」と話している。

 佐久間さんは「『想(おも)いは伝わる』『人は変われる』という愛と成長の物語が一度もぶれないことが素晴らしいと思います。劇場版は、今までシリーズで培ってきたそれぞれの想いを、どれ一つこぼさずにすくい上げ、物語に編み上げてくれる素晴らしい完結編だと思います」と絶賛。

 「京都アニメーションの作品はできるだけ見ているのですが、この作品は時間ができたら見ようと先延ばしにしていました。しかし、あまりの評判に配信サイトで一気見したら、その素晴らしさに驚きました。妻と娘にも伝えて、その週末にリビングで2人とも号泣していました」とエピソードを語った。

 好きなせりふとしてテレビシリーズ第10話の主人公のヴァイオレット・エヴァーガーデンの「人には届けたい想いがあるのです。届かなくていい手紙なんてないのですよ」を挙げ、「この物語を象徴するせりふの一つだと思いました。愛を知らなかったヴァイオレットの人間的な成長は、他人への愛を知ることで遂げるという意味でも感動的でした。劇場版での好きなせりふは『そして“愛してる”を知ったから……“愛してる”を伝えたいと思いました』という終盤の(ヴァイオレットが書いた)手紙での言葉です」と話している。

 ヴァイオレットについては「感情を失っている時も、他者の気持ちに触れる時も、自分の想いを言葉にするときも、常に真剣なところです。彼女が一つ一つ取り戻していくさまに、見ている僕たちも、生きていく中で忘れていた思いやりや愛情を再発見することになるので」と魅力を語っている。

 「ヴァイオレット・エヴァーガーデン」は、「第5回京都アニメーション大賞」の大賞を受賞した暁佳奈さん作、高瀬亜貴子さんイラストのライトノベルが原作。かつて軍人として戦ったヴァイオレット・エヴァーガーデンが、依頼者の思いをくみ取って言葉にする自動手記人形となり、さまざまな依頼者のさまざまな感情に触れ、人の心を理解していく……というストーリー。テレビアニメが2018年1~4月に放送された。

 「劇場版 ヴァイオレット・エヴァーガーデン」は、テレビシリーズのその後が描かれる完結編。代筆業の経験を重ねながら、いつかギルベルト少佐に会えると信じて待ち続けるヴァイオレット・エヴァーガーデンだったが、一通の宛先不明の手紙から物語が大きく動き始める。

 金曜ロードショーでは、石立監督の監修で「ヴァイオレット・エヴァーガーデン」のテレビシリーズを新たに再構成した「特別編集版」を2021年10月29日に、「ヴァイオレット・エヴァーガーデン 外伝 -永遠と自動手記人形-」を同11日5日と2週にわたり放送したことも話題になった。「劇場版 ヴァイオレット・エヴァーガーデン」は金曜ロードショーで11月25日午後9時からテレビ初放送される。40分拡大放送。

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