人気グループ「KAT-TUN」の亀梨和也さん主演で2021年にNHK総合で放送された連続ドラマ「正義の天秤」のシーズン2が、2023年春に放送されることが11月24日、明らかになった。

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　ドラマは、大門剛明さんの同名小説シリーズ（角川文庫）が原作。天才的な思考力と推理力を持つ元外科医の天才弁護士・鷹野和也（亀梨さん）が、冤罪（えんざい）の悲劇に苦しみながらも、数々の難事件の真相を暴き、事件に関わる人々の魂を救う本格法廷ミステリー。

　シーズン2は、シーズン1の最終話から3カ月後を描く。師団坂法律事務所の刑事部門担当「ルーム1」所属で元判事の桐生実雪（大政絢さん）の元に舞い込んだ、判事時代に無期懲役の判決を下した被告人からの再審請求の依頼に、鷹野が「正義を見たい」と手を貸すというストーリー。ルーム1のメンバーそれぞれにもスポットを当て、鷹野が掲げる「治療的弁護」の原点も描く。全5話。

　奈緒さん、北山宏光さん、大政さん、佐戸井けん太さん、大島優子さん、竹中直人さん、中村雅俊さん、山口智子さんがシーズン1から続投する。

　◇亀梨さんのコメント

　シーズン1を撮影している時から、続きもいろいろと話を広げて作れそうだよね、とキャストやスタッフの皆さんと話し、ラストシーンの撮影の際には「またぜひお会いしましょう」という言葉を交わして撮影を終えたので、今回こうしてシーズン2を実現できて、大変うれしく感じます。

　シーズン2でも引き続きつながっていきますが、シーズン1では鷹野の抱えるものが非常に大きかったので、シーズン2では師団坂法律事務所ルーム1メンバーの活躍を僕自身も期待しながら、台本が届くのを楽しみに待っていました。

　ルーム1のメンバーの活躍というのが、シーズン2では深みを増していけるところだと思いますし、僕自身もどのような形で皆さんと絡んでいくのか、監督やスタッフの皆さんと打ち合わせをさせてもらいながら、撮影に向けて準備をしています。

　この「正義の天秤」は、問題を解決する、被告人を弁護するということに関していうと、いっぷう変わった作品になっているのですが、ルーム1のメンバーが突き詰める真実の正義とは一体なんなのか。僕自身、しっかりと考え、落とし込みながら撮影に挑んで行きたいです。一筋縄ではいかない、そんな作品を皆さんに届けていければと思います。シーズン2もわくわくしながら楽しみに待っていてください。