チェンソーマン:藤本タツキがつづる姫野への思い ジャンフェスにメッセージ

「ジャンプフェスタ2023」の「チェンソーマン」のステージイベントの様子(C)SHUEISHA Inc. All rights reserved.
1 / 13
「ジャンプフェスタ2023」の「チェンソーマン」のステージイベントの様子(C)SHUEISHA Inc. All rights reserved.

 藤本タツキさんの人気マンガが原作のテレビアニメ「チェンソーマン」のイベントが12月18日、幕張メッセ(千葉市美浜区)で開催中の「ジャンプフェスタ2023」内で行われ、藤本さんがメッセージを寄せた。テレビアニメ第8話では、姫野の最期が描かれ、藤本さんは「姫野はアキの家に自分の物を少しずつ置いていくような人です。皆さんの中にも姫野が何か少しずつ置いていって、姫野が死んだあとに残り続けると思います」とつづった。

ウナギノボリ

 藤本さんは、テレビアニメで姫野のシーンを見て「展開などを忘れていて、作者自身の中にも姫野からいろいろ置いていかれて嫌な心地よさを感じました。自分のマンガを読み返したりはしないのですが、こういう機会で自分から何かを受け取ることがあるのだなと感動しました」とコメント。「今アニメがどこらへんなのかわかりませんが、今後も皆さんと一緒にアニメを楽しみたいです!」と語った。

 イベントでは、スクリーンに藤本さんのメッセージが映し出され、デンジ役の戸谷菊之介さんが読み上げた。マキマ役の楠木ともりさん、早川アキ役の坂田将吾さん、パワー役のファイルーズあいさんも登場した。

 「チェンソーマン」は、悪魔を身に宿した少年デンジが、デビルハンターとして活躍する姿を描くダークヒーローアクション。第1部が「週刊少年ジャンプ」(集英社)で2018年12月~2020年12月に連載された。第2部が集英社のマンガアプリ「少年ジャンプ+(プラス)」で7月から連載中。

 宝島社がその年の人気マンガをランキング形式で発表するガイドブック「このマンガがすごい!2021」のオトコ編で1位に選ばれるなど人気を集めている。コミックスの累計発行部数は2000万部以上。アニメは「呪術廻戦」「ユーリ!!! on ICE」などのMAPPAが制作する。全12話で、週替わりで異なるエンディングテーマ、エンディング映像が放送されることも話題になっている。テレビ東京ほかで毎週火曜深夜0時に放送。

写真を見る全 13 枚

アニメ 最新記事

MAiDiGiTV 動画