ワンピース
第1161話 危険な取引!冥界のロキとルフィ
5月10日(日)放送分
藤本タツキさんの人気マンガが原作のアニメ「チェンソーマン」の劇場版アニメ「チェンソーマン レゼ篇」の制作スタッフによるトークショーが1月31日、TOHOシネマズ新宿(東京都新宿区)で行われ、吉原達矢監督、中園真登副監督、音楽を担当した牛尾憲輔さんが登場。制作の裏側を語った。
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2022年10~12月に放送されたテレビアニメに続き音楽を担当した牛尾さんは「レゼ篇」の音楽について「映画の場合はフィルムスコアリングといって、映像に合わせて音楽を作る。尺に対してバッチリ曲を作ることももちろん大事なのですが、一方で視聴環境もすごく大事で、例えば終盤のレゼが海辺にいるシーンのバイオリンの音はテレビでは聞こえないんです。スル・ポンティチェロという奏法をやっているのですが、すごく繊細な音なので、映画館のようなところでしか聴けない。劇場は静かで集中して、良いスピーカーで聴けるので、繊細なところからデカい音まで使える。そこがテレビアニメとは違う点です」と説明。
「特にレゼ編に関しては、早い時期に劇場作品になると聞いていたので、オーケストラをやろうと思っていました。オーケストラなら、小さな音から大きい音まで全部使えるので、最初から見越してやっていました。特にレゼとデンジのプールのシーンは、それがうまく作用して、やっていて楽しかったです」と振り返った。
音楽に関しては、レゼが劇中で歌うロシア語の歌「ジェーンは教会で眠った」も印象的だ。原作の第43話では歌詞のみが記されていた楽曲で、牛尾さんは制作について「まずロシア語が分からないので、言葉の中でどこを区切ったらいいのかも分からず、すごく大変でした。翻訳家の方とやり取りしながら作っていきました。また、原作の歌詞をそのまま過不足なく全部映画で使っているんですけど、実はその詩の分量がすごく多いんです。そのまま間奏なども入れると2分以上の曲になってしまうんだけど、実際に使えるのは90秒くらいだと。だから、途中に変拍子を入れたりして、すごく切り詰めてなんとか収まるようにしました。ただ、そうするとブレスという呼吸するタイミングがないので、そこはレゼ役の上田(麗奈)さんに頑張っていただいて、人力でどうにかするしかないという感じだったので、結構大変でした」と明かした。
「チェンソーマン」は、悪魔を身に宿した少年デンジが、デビルハンターとして活躍する姿を描くダークヒーローアクション。第1部が「週刊少年ジャンプ」(集英社)で2018年12月~2020年12月に連載された。第2部が集英社のマンガアプリ「少年ジャンプ+(プラス)」で「少年ジャンプ+」で2022年7月から連載中。コミックスの累計発行部数は3400万部以上。
「レゼ篇」は、2022年10~12月に放送されたテレビアニメのラストにも登場し、話題になったレゼと主人公・デンジの物語。デンジが憧れのマキマとのデートで浮かれている中、雨宿りをしていると、カフェで働く少女レゼと出会う。テレビアニメのアクションディレクターを担当した吉原達矢さんが監督を務め、MAPPAが制作した。2025年9月19日に公開され、ロングランヒットを記録している。「レゼ篇」の続編となる「チェンソーマン 刺客篇」が制作されることも話題になっている。
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