琴音:「鎌倉殿の13人」エバン・コールは「ひたすら褒め続けるタイプ」 「金の国 水の国」劇中歌を大阪で生披露

劇場版アニメ「金の国 水の国」舞台あいさつ付き特別試写会in大阪に登場した琴音さん
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劇場版アニメ「金の国 水の国」舞台あいさつ付き特別試写会in大阪に登場した琴音さん

 シンガー・ソングライターの琴音さんが12月20日、大阪市内で行われた劇場版アニメ「金の国 水の国」(渡邉こと乃監督、2023年1月27日公開)の舞台あいさつ付き特別試写会in大阪に登場。劇中歌「Brand New World」(2023年1月11日配信リリース)を生披露し、心にしみる歌声を会場に響かせた。

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 同曲の作曲とアレンジは、NHKの大河ドラマ「鎌倉殿の13人」やアニメ「ヴァイオレット・エヴァーガーデン」シリーズなどの音楽担当で知られるエバン・コールさんが手がけた(コールさんは今作の音楽を担当)。琴音さんはコールさんについて、レコーディングの際、「ひたすら褒め続ける感じのタイプ」だったといい、「いままでの現場と比べて、断トツで自己肯定感を上げさせてくださる方だった」と笑顔で振り返った。

 琴音さんは、コールさんや今作のスタッフが歌声だけを聴いて劇中歌を担当する歌手に選ばれたといい、「喜びとプレッシャーの板挟みでした。期待していただいているならその分、精いっぱいやらせていただこうと思った」といい、自身の歌が挿入された完成作を見て、「感慨深いです。自分が一番慣れ親しんでいる自分の声が、映画の中というまったく違う物語にふっと入っているという状況が不思議だった」と語った。

 来阪したのは昨年末の全国ツアーぶりだといい、「1年ぶりくらいにお邪魔させていただいたので、しみじみした気持ちに。(ライブハウスと違って)よりちゃんと見られてるなって。映画のスクリーンってこういう感じなんだ……」と感想を語った。

 琴音さんは、2002年1月7日生まれ、新潟県長岡市出身の20歳のシンガー・ソングライター。オーディション番組で見いだされ、2019年3月に「明日へ」でメジャーデビュー。 2020年6月、初のフルアルバム「キョウソウカ」をリリース。2021年9月に、フジテレビ系“月9”ドラマ「ナイト・ドクター」のオリジナルナンバー「君は生きてますか」を収録したミニアルバムを発表した。

 映画は、ガイドブック「このマンガがすごい!2017」(宝島社)のオンナ編で1位に選ばれた岩本ナオさんのファンタジーマンガが原作。2014年に「月刊flowers」(小学館)に読み切りが掲載され、2016年にコミックスが発売された。敵対する二つの国で、金の国の姫サーラ(浜辺美波さん)と水の国の青年ナランバヤル(賀来賢人さん)が偶然出会い、国の未来のために夫婦役を演じているうちに恋に落ちる……というストーリー。

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