「週刊ビッグコミックスピリッツ」(小学館)で連載中の真造圭伍さんのマンガ「ひらやすみ」の原画展「真造圭伍『ひらやすみ』原画展 -四季と日常-」が、杉並区役所(東京都杉並区)で2023年1月23日~2月4日に開催されることが分かった。同作の原画展が開催されるのは初めてで、舞台である東京・阿佐ケ谷で開催されることになった。来場特典として先着2000人に「ひらやすみ×杉並区オリジナル街歩きマップ」がプレゼントされる。
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真造さんは「『ひらやすみ』はベタやトーン以外は全部自分で描いています。情景が大切なマンガだからです。あとデジタルが主流な中、いまだにカラー含めフルアナログです。機械音痴で変化するのが苦手だからです。ベタやトーンは時間もお金もかかります。トーンは1枚400円もします。マンガを描くのはとても孤独で時につらくなかなか完成しません。でも完成して編集さんが写植してくれたゲラを見ると、とても満足した気持ちになります。そんな感じでいつもできる原稿、良かったら見てみてください」とコメントを寄せている。
「ひらやすみ」は、「週刊ビッグコミックスピリッツ」で2021年から連載中。一戸建ての平屋で暮らす29歳のフリーター・生田ヒロト、18歳のいとこ・なつみの日常を描く。ヒロトが近所のおばあちゃんから譲り受けた一戸建ての平屋で、山形から上京してきたなつみと二人暮らしを始めることになる。彼の周りには生きづらい悩みを抱えた人々が集まってくる。「マンガ大賞2022」で第3位に選ばれたことも話題になった。コミックスが第4巻まで発売されている。
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