silent:“奈々”夏帆、“春尾”風間俊介に「欲しいハンドバッグがあるの」 視聴者「夢がかなったね」「未来しかなくない?」

連続ドラマ「silent」最終話のワンシーン(C)フジテレビ
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連続ドラマ「silent」最終話のワンシーン(C)フジテレビ

 女優の川口春奈さん主演の連続ドラマ「silent」(フジテレビ系、木曜午後10時)の最終話(第11話)が12月22日に放送された。桃野奈々(夏帆さん)が春尾正輝(風間俊介さん)にハンドバッグをねだる場面が視聴者の間で話題になった。

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 奈々は大学時代、ろう者のためにパソコンテークのボランティアをしていた大学院生の春尾と出会った。奈々は春尾に手話を教え、2人の距離は縮まっていったが、ある時、ろう者と聴者という立場からすれ違いが生じてしまう。以来、奈々と春尾が会うことはなかったが、第8話(12月1日放送)で8年越しの再会を果たした。

 第10話(12月15日放送)では、第8話で奈々が春尾に送った手紙の内容が明らかに。奈々の思いを知った春尾が行きつけの居酒屋に奈々を誘い、本音で語り合った。

 最終話では、いつもの居酒屋で、奈々が春尾に「おめでとう!」と花束を渡す場面が登場。春尾が「何が?」と問いかけると、奈々は「通訳士になれたんでしょ?」とほほ笑む。春尾は「今更?」と驚きながらも「ありがとう」と感謝を伝えた。

 奈々は「会社の近くにお花屋さんができてたから入ってみたの。店員さんと筆談でおしゃべりしてたら、教えてくれた。お花は音がなくて、言葉があって、気持ちが乗せられるんだよって」と説明。続けて「お返しがほしい。クリスマスだから」「欲しいハンドバッグがあるの」と可愛く、春尾にねだった。

 第6話(11月10日放送)では、奈々がショーウインドー越しに青いハンドバッグを見つめる姿や、夢の中でハンドバッグを片手に佐倉想(目黒蓮さん)と手をつなぐシーンがあった。しかし、奈々はハンドバッグを持つと手が塞がり、手話を使えなくなってしまうため、その願いをかなえることは難しく、ハンドバッグは奈々憧れのアイテムとして描かれていた。

 奈々と春尾の一連のやりとりや、奈々がハンドバッグをねだった心境の変化に、SNSでは「奈々が普段リュックだったのは手話になれない想のためだったんだ!」「片手塞がってても手話する春尾先生を映しておきつつ、奈々ちゃんがハンドバッグを要求するの未来しかなくない?」「いつもリュックの奈々がハンドバッグを欲しがっている……つまりそういうことでしょ」「奈々ちゃんの夢がかなったね」「こんなところまで伏線回収してくるんだ」などの声が寄せられていた。

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