嘘八百 なにわ夢の陣:相変わらずくすぶってる? “腕利き陶芸家”佐々木蔵之介の活躍ぶり 作陶シーン、さらにパワーアップ

中井貴一さんと佐々木蔵之介さんダブル主演の映画「嘘八百 なにわ夢の陣」の一場面 (C)2023「嘘八百 なにわ夢の陣」製作委員会
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中井貴一さんと佐々木蔵之介さんダブル主演の映画「嘘八百 なにわ夢の陣」の一場面 (C)2023「嘘八百 なにわ夢の陣」製作委員会

 俳優の中井貴一さんと佐々木蔵之介さんダブル主演の映画「嘘八百」シリーズ第3弾として1月6日に公開される「嘘八百 なにわ夢の陣」(武正晴監督)の新たな場面カットが公開された。佐々木さん演じる主人公の一人で、くすぶり続ける陶芸家・野田佐輔の活躍ぶりを切り取っている。

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 映画は、大物狙いで空振りばかりの目利き古美術商・小池則夫(中井さん)と、腕は立つのにくすぶり続けている陶芸家・野田佐輔(佐々木さん)の“骨董(こっとう)コンビ”が、新たに豊臣秀吉の幻のお宝をめぐって大騒動を繰り広げる、コメディー。

 公開された場面カットは、佐輔が則夫とはしゃぐ姿、作陶のために海辺で砂を集める姿、息子で特殊メーキャップアーティストの誠治(前野朋哉さん)と2人で食事をとる姿が収められ、腕は立つのに、変わらず“くすぶっている”様子を垣間見ることができる。

 佐輔を演じるのは3作目となる佐々木さんは、脚本の準備稿から打ち合わせをはじめ、クランクイン後もせりふの細かなところまで詰めていった。また、今作の準備段階から“腕利き陶芸家”に近づくため、鎌倉の窯元に通い込み、陶芸のスキルだけではなく、“土と向き合うこと”を経験。同シリーズの見どころである佐輔の作陶シーンはさらにパワーアップし、前作までとはまた異なる演出で登場するという。

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