ドラゴンボールDAIMA
第6話 イナヅマ
11月18日(月)放送分
HJ文庫(ホビージャパン)の人気ライトノベルが原作のテレビアニメ「英雄王、武を極めるため転生す ~そして、世界最強の見習い騎士♀~」が1月9日からテレビ東京ほかで放送される。英雄王のイングリスが美少女に転生し、強さを求めて戦う姿を描いた作品で、人気声優の楠木ともりさんが、刀身のサイズが自在に変化する魔印武具(アーティファクト)を使うレオーネ・オルファーを演じる。楠木さんに、同作に懸ける思い、2023年の抱負について聞いた。
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同作は、死の直前に「次の人生では、自分のために生き、限界まで鍛え抜いてみたい」と望んだ英雄王イングリスが、騎士の名家の美しい娘に転生し、騎士見習いとして武の道を極めるべく鍛錬を積み、成長する姿を描く。ハヤケンさん作、NaguさんイラストのライトノベルがHJ文庫のライトノベルがHJ文庫から刊行されている。アニメは、鬼頭明里さんがイングリスを演じるほか、加隈亜衣さん、倉持若菜さん、白石晴香さんらが出演する。
主人公のイングリスは、中身が英雄王、見た目は美少女という設定が斬新だ。楠木さんは作品の魅力を「主人公が転生して最強になるのではなく、元々強くて、転生して武を極めるという設定がすごく面白いですよね。イングリスがとにかく強く、戦闘シーンがすごくダイナミックです。個性的なキャラクターばかりですし、コミカルな要素もあって、表情が豊かなんです。面白さがモリモリです」と語る。
楠木さん演じるレオーネは、アールメンの街でイングリスたちと出会い、同じ騎士を目指す者として意気投合する。
「ボリューミーなツインテールがいいですよね! 私はボリューミーな髪が大好きですし、第一印象で可愛い!となりました。体のラインが分かる衣装で、最初に資料をいただいた時、レオーネは、なぜか横向きに描かれていたんです。大きいな……と思ったり(笑い)」
レオーネはただ可愛いだけではない。
「ツインテールですし、最初は可愛い印象に引っ張られましたが、実はつらい境遇があります。それでも強い芯を持っていて、勇ましい性格だと思いました。ほかのキャラクターは個性的でとがっているところもありますが、レオーネは普通、常識人でもあります。なので、オーディションの時は、とがったことをするのではなく、感じたままにせりふになっていく……と自然に演じようとしました。アフレコが始まっても演技の方向性に関する大きなディレクションがなかったので、自然に演じようとしました」
「普通」「自然」というのは、難しいところもあるはずだ。
「普通というのは本当に難しいのですが、レオーネはほかのキャラクターと比べて普通なだけで、強いですし、可愛いです。大剣を振り回す戦闘シーンもあるので、普段の可愛いところとのギャップを考えていました。シリアスな戦闘シーンもありますが、会話自体は普通の女の子らしさもあります。そういう部分もあったので、比較的演じやすいところもありました」
可愛く、強く、抱えているものもあるキャラクターを演じる中で、メリハリをしっかり付けようとした。
「初登場は、戦っているシーンでしたので、自信があって強い子が出てきたのかな?と感じるような演技を意識しました。その後、徐々に自信のなさ、弱い部分も出てきます。無理をして頑張っているところが伝わるように、振り切って演じました。感情変化について細かくディレクションをしていただき、感情の差をしっかり出せるようにこだわらせていただきました」
楠木さん自身、レオーネに共感するところもあった。
「抱え込みすぎてしまう、一人でどうにかしようとして、弱音を吐けないところは、私と似ているかもしれません。自分でどうにかしようとするのは、自分の未熟さなんですよね。そういうところは共感しますし、助けてあげたいと思います。彼女は、つらい境遇ではありますが、理解してくれる人に出会えたことがターニングポイントなんだと思います。私自身も高校生の時からお仕事をさせていただく中で、理解してくれる友人がいました。応援してくれる友人がいてくれたことが、すごくうれしかったんです」
楠木さんは、同作の出演が発表された際、「余談ですが食べ物がよく出てくるからか、アフレコ中よくおなかが鳴りました」ともコメントしていた。
「食事シーンが多くて、イングリスや(加隈さん演じる)ラフィニアがよく食べるんです。あかりん(鬼頭さん)と加隈さんの食べる演技を聞いていると、おなかがすいてきちゃって(笑い)。収録時間もおなかが減る時間でして……。おなかが鳴っていました。合間におなかを鳴らして、本番では鳴らないようにしていました」
アニメの見どころを「いろいろな武器が出てきますし、ダイナミックな戦闘シーンが楽しみです。キャッキャウフフと可愛いシーンも楽しみにしてください」と話す楠木さん。最後に2023年の抱負を聞いた。
「コンスタントにお仕事をいただいて、すごくやりがいを感じています。ちょうどデビューから5周年になり、世間的には新人とは言われなくなってきました。気持ちとしてはまだまだ新人なのですが……。世間からの見え方が変わってくるので、新人という立場に甘えずに頑張っていきたいです。私はお仕事があると、入り込んでしまうので、インプットが減ってしまうところもあります。時間の使い方がうまくなりたいですね。家族で出かけたり、美術館に行ってみたりとプライベートも充実した大人になりたいです」
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