スタンドUPスタート:「うまいとかの次元じゃない」 “奈緒”安達祐実&“圭一郎”大東駿介の演技に絶賛の声(ネタバレあり)

連続ドラマ「スタンドUPスタート」第1話の一場面(C)フジテレビ
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連続ドラマ「スタンドUPスタート」第1話の一場面(C)フジテレビ

 俳優の竜星涼さんが主演を務める連続ドラマ「スタンドUPスタート」(フジテレビ系、水曜午後10時)の第1話が1月18日に放送された。安達祐実さん演じる主婦・音野奈緒と、大東駿介さん演じる奈緒の夫・圭一郎が本音で話し合う場面が「演技とは思えないほどリアル」と視聴者の間で話題になっている。

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 ドラマは、マンガ誌「週刊ヤングジャンプ」(集英社)で連載中の福田秀さんの同名マンガが原作。投資会社「サンシャインファンド」の社長・三星大陽(みほし・たいよう、竜星さん)が、失敗や挫折を経験した訳アリな人々に「スタートアップ(起業)しよう!」と声を掛け、“人間再生”に取り組む姿を描く。

 ◇以下、ネタバレがあります

 奈緒はもともと仕事経験ゼロの専業主婦だったが、大陽との出会いをきっかけにシニア向けマンションの管理人として働き始める。圭一郎は大企業「三ツ星重工」の社員だが、仕事で大きなストレスを抱え、精神的に追い込まれていた。圭一郎は楽しそうに働く奈緒にきつく当たるようになり、奈緒はその状況にひたすら耐える日々を過ごしている。

 奈緒は大陽から起業を持ちかけられていたが、家族の状況を考え、断ることに。すると大陽は「音野さんが全部我慢して平和解決ってわけだ。ラブ&ピース。美しい物語だね」と笑う。奈緒は「守ってるんですよ。壊れないように必死でもがいてるんです。それの何が駄目なんですか」と声を荒らげる。大陽は「駄目じゃないよ。でもさ、そんなむき出しの音野さんもすてきだよ。もし傷ついて壊れてもまた直せるよ、音野さんなら」と奈緒の背中を押す。

 その夜、奈緒は帰宅した圭一郎に、起業の誘いを受けようと思っていることを伝える。圭一郎は複雑な表情を浮かべ「これで俺もお払い箱っちゅうわけやな」と席を立とうとする。そんな圭一郎を引き留めた奈緒は「私は圭一郎とちゃんと向き合いたかった、ずっと。でもうまくできなくて、つらそうな圭一郎見て、何もできなくて」と声を震わせる。圭一郎は「俺が全部悪いねん。俺がもっと強かったら」と涙を見せる。

 「お願いがあるんだけど、会社を辞めてもらえないかな。こんな思いしてる圭一郎もう見たくないから。これで私も支えられるし、休んでほしい」と率直な思いを伝える奈緒。圭一郎は「離婚じゃなくて?」と驚き、「ほんまにごめん」と号泣。奈緒が「また(娘と)3人で新しい家族写真撮ろう」と語りかけると、圭一郎は「うん」と答え、2人は笑い合うのだった。

 SNSでは、この夫婦の話し合いの場面に「大東駿介と安達祐実がうますぎて全て持っていかれた……なんだこの2人バケモンか?」「お芝居っていうより本当の夫婦の様子を垣間見ているようだった……うまいとかの次元じゃない」「あれ芝居? 作り物であんなリアクションできる?」「別次元」「こみ上げる感情と涙がリアルでもらい泣きしてしまった」など絶賛の声が上がっていた。

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