3月5日にスタートするスーパー戦隊シリーズの新作「王様戦隊キングオージャー」(テレビ朝日系、日曜午前9時半)の制作発表会見が2月14日にYouTubeなどで配信され、俳優の渡辺碧斗さんが、“青”トンボオージャー/ヤンマ・ガストを演じることが分かった。
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渡辺さんは1998年1月19日生まれ、東京都出身の25歳。芸能事務所「スターダストプロモーション」に所属している。NHK・Eテレの教育バラエティー番組「Rの法則」(2011~18年)に6期メンバーとして出演していたほか、ミュージカル「テニスの王子様3rdシーズン」(2015~20年)で鳳長太郎を演じていた。
演じるヤンマ・ガストは、テクノロジーの国「ンコソパ」の国王。スラム街の生まれながら、優れたPCスキルで成り上がった。「テッペンをとる」ヤンキー精神で突っ走ってきたため、「総長」と呼ばれることも多い。トンボオージャーに「王鎧武装」して戦う。
渡辺さんはスーパー戦隊シリーズのオーディションを受けたのは今回で4回目だったといい、「小さいときから見てきた番組で、家族と一緒に後楽園(東京ドームシティ)のショーにも行くぐらい好きだったので、出演が決まったときはうれしかったです!」と喜びを爆発。「(出演の連絡を受けたのは)電車に乗っているときだったのですが、マネジャーから『時間があるときに連絡ください』ってきて。(マネジャーと話をするまで)どんどん心拍数が上がって、初めて立ちくらみしそうになりました(笑い)」と振り返った。
好きだったスーパー戦隊シリーズは「特捜戦隊デカレンジャー」(2004~05年)で、「初恋がデカイエローでした。包容力があるというか、母性に子供ながらに色気を感じていたと思います(笑い)。(デカイエロー役の木下あゆ美さんに)いつか出演できたことと、初恋でしたって報告したい」とにっこり。「大切な思い出であるスーパー戦隊シリーズに携われて光栄。見てくださる皆さんの憧れの対象になれるように1年間やっていきたいです!」と意気込んだ。
「王様戦隊キングオージャー」はスーパー戦隊シリーズの第47作。チキューを治める各国の王たちが戦士となり、昆虫型機械生命体「シュゴッド」と共に、平和を脅かす地帝国・バグナラクと戦う物語。脚本は、特撮ドラマ「仮面ライダーゼロワン」(テレビ朝日系、2019~20年)の第23、24話や、連続ドラマ「真犯人フラグ」(日本テレビ系、2021~22年)などを手掛けてきた高野水登(たかの・みなと)さんが担当。監督は、スーパー戦隊シリーズ「騎士竜戦隊リュウソウジャー」(2019~20年)などを手掛けてきた上堀内佳寿也(かみほりうち・かずや)さんが務める。
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