日本テレビ:ゴールデンプライム帯は「積極的無改編」 ZIP!拡大、スッキリ、バゲット終了で平日朝は「近年ない規模の大改編」

日本テレビの社屋
1 / 1
日本テレビの社屋

 日本テレビは3月3日、4月期の番組編成を発表した。今回の改編のテーマは「平日朝帯の大改革」と「視聴エンゲージメント強化の継続」。午後7~11時のゴールデンプライム帯は無改編とし、朝の情報番組の改編に着手する。木戸弘士編成部長は、朝の大改革について「近年にはない規模での大改編。何とか成功させていきたいと思っている」と力を込めた。

あなたにオススメ

 改編率は全日帯は24.6%、ゴールデン帯(午後7~10時)は2.9%、プライム帯(午後7~11時)は10.7%となった。

 「平日朝帯の大改革」として、月~金曜午前5時50分から放送されている情報番組「ZIP!」の放送時間が1時間拡大され、9時までの放送となる。同局系の朝の情報番組「スッキリ」(月~金曜午前8時)と情報バラエティー番組「バゲット」(月~木曜午前10時25分~11時半)が3月末で終了し、4月3日から後番組として「DayDay.」(月~金曜午前9時)の放送がスタートする。

 昨年10月からレギュラー放送が開始した「カズレーザーと学ぶ。」(毎週火曜午後10時)をはじめ、直近1年で改編やリニューアルを行った「上田と女が吠(ほ)える夜」(毎週水曜午後9時)、「月曜から夜ふかし」(毎週月曜午後10時)、「嗚呼!! みんなの動物園」(毎週土曜 後7:00)が堅調だったことを受け、木戸編成部長は「積極的無改編」を強調。「これまでの改編が結果に結びついている。既存の番組も現場の努力によって良い方向に向かっているからこその無改編です」と自信をのぞかせた。

 ドラマ枠は、これまでの水曜午後10時、土曜午後10時、日曜午後10時半に加え、新たに
18歳以上の大人の女性をメインターゲットにした「金曜ドラマDEEP」枠を新設。4月7日から稲森いずみさん主演の「夫婦が壊れるとき」を放送する。藤澤季世子プロデューサーは「『とにかく強いタイトルを』とこだわって、世界的ヒットドラマのリメーク権を獲得することができました。こちらの日本オリジナルを皆さんに全力でお届けしたいです」と語った。

 アニメは、4月1日午後5時半から「MIX MEISEI STORY ~二度目の夏、空の向こうへ~」が放送されるほか、土曜深夜0時55分「EDENSZERO/エデンズゼロ」の2期、火曜深夜の「AnichU」枠で「THE MARGINAL SERVICE/ザ・マージナルサービス」を放送する。

テレビ 最新記事