宮村優子:「シン・エヴァンゲリオン劇場版」 ラクに生きられないアスカが大好き 一番好きな2号機は?

ブルーレイディスク、DVD「シン・エヴァンゲリオン劇場版 EVANGELION:3.0+1.11 THRICE UPON A TIME」の発売記念イベントに登場した宮村優子さん(左)と伊瀬茉莉也さん
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ブルーレイディスク、DVD「シン・エヴァンゲリオン劇場版 EVANGELION:3.0+1.11 THRICE UPON A TIME」の発売記念イベントに登場した宮村優子さん(左)と伊瀬茉莉也さん

 人気アニメ「エヴァンゲリオン」シリーズの劇場版「シン・エヴァンゲリオン劇場版」(庵野秀明総監督)のブルーレイディスク(BD)、DVD「シン・エヴァンゲリオン劇場版 EVANGELION:3.0+1.11 THRICE UPON A TIME」の発売を記念した上映イベントが3月10日、新宿バルト9(東京都新宿区)で開催され、式波・アスカ・ラングレー役の宮村優子さん、北上ミドリ役の伊瀬茉莉也さんが登場した。宮村さんは、アスカについて「頑張り屋さんで、ギリギリでも自分がなんとかしようと頑張っちゃう。もうちょっといいかげんにラクに生きたらいいのに、それができないアスカが大好きです」と思いを語った。

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 宮村さんは「シン・エヴァンゲリオン劇場版」のアスカの最も好きなシーンとして「シンジの口にレーションを突っ込むシーン」といい、「このシーンに尽きます。空白の14年から、常にシンジに言いたかった、ぶちまけたかった気持ちをぶちまけさせてくれるシーン。(アスカは)言い過ぎているというのも自分で分かっているんだけど、抑えられないんですよ」と思い入れを語った。

 アスカが搭乗するエヴァンゲリオン2号機は、シリーズを通してさまざまなタイプが登場してきたが、最も好きな2号機を聞かれると、宮村さんは「マリちゃんが乗っていたビーストモード」と回答。宮村さんは、スピードくじを引いた際に、ビーストモードの2号機のフィギュアが当たったことがあるというエピソードを明かし、「まさか当たると思っていなかったのでびっくりしました。だからビーストモードが好きなんです」と話し、笑いを誘った。

 BD、DVDには、2種の新作特典映像が収録され、宮村さんは両映像に出演している。「長い間、エヴァに関わらせていただいて、終わった後も空白の14年のお話をまた演じることができて、本当に幸せです」と話し、「これからもエヴァンゲリオンを愛してあげてください」と呼びかけた。

 BD、DVDには「3.0+1.11」バージョンの本編映像が収録される。同作は、2021年3月の公開時には「シン・エヴァンゲリオン劇場版 EVANGELION:3.0+1.0 THRICE UPON A TIME」を上映しており、同年6月からは「3.0+1.0」を一部調整した「3.0+1.01」バージョンを上映した。BD、DVDに収録される「3.0+1.11」は、「3.0+1.01」にさらに調整を加えた映像となる。価格は初回限定版BDが1万780円、通常版BDが8580円、DVDが8580円。

 「エヴァンゲリオン」は第3新東京市を舞台に、主人公・碇シンジたちが人型決戦兵器エヴァンゲリオンで、謎の“使徒”と戦う……というストーリー。テレビアニメや劇場版アニメが制作され、社会現象を巻き起こした。1995~96年にテレビシリーズ「新世紀エヴァンゲリオン」が放送され、その後、劇場版が公開された。「シン・エヴァンゲリオン劇場版」は、新たな劇場版シリーズの完結編で、興行収入が100億円を突破するなど大ヒットした。

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