第17回声優アワード:江口拓也がMVS ファンが選ぶ最も活躍した声優に 「皆さんのおかげで自分がやりたいことができている」と感謝

「第17回 声優アワード」のMVSに選ばれた江口拓也さん
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「第17回 声優アワード」のMVSに選ばれた江口拓也さん

 声優の江口拓也さんが、1年で最も活躍した声優に贈られる「第17回 声優アワード」のMVS(Most Valuable Seiyu、ファンが選ぶ最も活躍した声優)に選ばれたことが3月11日、分かった。同日、文化放送(東京都港区)で行われた授賞式に登場した江口さんは、文化放送のラジオ番組を聞いたことが声優を志したきっかけだったといい、「小野坂昌也さんのラジオを聞いて、すごく救われた自分がいて、この世界に興味を持って足を踏み入れた」と話した。「好きだから声優をやっていて、ご縁があって、みんなで作ったものを見ていただいて、僕を知っていただいている。皆さんのおかげで自分がやりたいことができています」と感謝の思いを語った。

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 MVSは、2019年の第13回に新設された賞で、第13、14回は神谷浩史さん、第14、15回は下野紘さんが受賞した。

 声優アワードは、2006年に創設された賞で、KADOKAWA、文化放送、小学館集英社プロダクションが共催。MVS(Most Valuable Seiyu、ファンが選ぶ最も活躍した声優)以外の15部門は実行委員会、選考委員会が選考した。第17回は、2021年10月1日~2022年9月30日に放送、配信、発表された作品に出演した声優が対象。今回から、多様性の尊重、ジェンダーフリーに鑑み、これまで男女別だった主演、助演、新人の3部門をそれぞれ統合し、主演男優賞と主演女優賞は主演声優賞、助演男優賞と助演女優賞は助演声優賞、新人男優賞と新人女優賞は新人声優賞に名称を変更した。

 新型コロナウイルス感染拡大の影響から2020年の第14回、2021年の第15回、2022年の第16回は配信番組で受賞者を発表したが、今回は約3年ぶりに授賞式が開催された。

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