NHK:人類が暮らす100年後の火星から発信? 異例の妄想ラジオ番組放送 「壮大な物語の序章」に

「ミドリ・デイルのアルトコロニーラジオ」ビジュアル=NHK提供
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「ミドリ・デイルのアルトコロニーラジオ」ビジュアル=NHK提供

 NHKは、「人類が火星進出を果たした100年後の未来で人気のラジオ番組」をコンセプトにした特集番組「ミドリ・デイルのアルトコロニーラジオ」を、3月21日午後10時5分からラジオ第1で放送すると発表した。

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 100年後の未来となる2125年。人類は火星進出を果たし、10万人がコロニーで暮らす。そんな未来で人気のラジオ番組が、現代の地球に流れてきたとしたら……という設定で、MCをとある俳優と自称・アイドル研究家が担当し、あるアイドルが中継リポーターを務める。

 火星で暮らす人たちはどんな悩みを抱えているのか。火星にとって地球はどんな存在になっているのか。科学的な裏付けも入れつつ、未来に思いをはせるという異例の試みで、今後作られていく壮大な物語の序章となる。

 番組制作チームは「最近、どんな思いで夜空を見上げていますか? アルテミス計画で人類は再び月面を目指し、日本の火星探査機・MMXの火星到着が計画されるなど、今、『人類の宇宙へのまなざし』が大きく変わってきています。かつて想像の世界でしかなかったことが次々と現実となる時代。笑いと音楽あふれる『時空を超えた』ラジオ番組で、リスナーの皆さんと一緒に楽しい未来を作っていけたらと考えています」とコメントしている。

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