シン・仮面ライダー:“本郷猛”池松壮亮「誰もがアクセスできる仕上がり」とアピールも「一筋縄ではいかない」

映画「シン・仮面ライダー」の舞台あいさつに登壇した池松壮亮さん
1 / 22
映画「シン・仮面ライダー」の舞台あいさつに登壇した池松壮亮さん

 庵野秀明さんが脚本・監督を務める映画「シン・仮面ライダー」の全国最速公開記念舞台あいさつが3月17日、東京都内で行われ、仮面ライダー/本郷猛役の池松壮亮さんが登場。最速公開日を迎えた心境を聞かれた池松さんは、「普段は映画ができあがって半年ぐらいは、舞台あいさつに立つまで時間があり、その間にいろいろ咀嚼(そしゃく)するものだけど、本当にできたてホヤホヤ」と前置きし、「庵野作品ですから、あまり言えないですけど一筋縄ではいかない。(鑑賞は)1回ではすまないかもしれないし、とにかく堪能してほしい」と公開を待ちわびていたファンの期待をあおっていた。

あなたにオススメ

 舞台あいさつには、ヒロイン・緑川ルリ子役の浜辺美波さん、仮面ライダー2号/一文字隼人役の柄本佑さん、秘密結社「SHOCKER」の上級構成員・ハチオーグ役の西野七瀬さん、ルリ子の父・緑川弘博士役の塚本晋也さん、「SHOCKER」上級構成員・コウモリオーグ役の手塚とおるさんも出席した。

 イベント中盤、全国100万パック限定で入場者特典として配布される「シン・仮面ライダーカード 劇場版」をキャスト陣が開封することになり、池松さんは「1号とルリ子ですね」と引いたカードを報告。浜辺さんが「良かった。出て」と喜ぶも、あまりの“ヒキ強”ぶりに池松さんが「スタッフが仕込んだんじゃないですか」と笑いつつ疑惑の目を向けると、浜辺さんも「私もそれ疑っちゃう」と同調し、会場の笑いを誘っていた。

 舞台あいさつの最後に池松さんは、「楽しみに待っていてくださった方、気になっている方、何かターゲットがあるような映画ではなくて、誰もがアクセスできる仕上がりになったと我々一同、思っています」と切り出し、「大きなプロジェクトで、長い時間を苦しんだり楽しんだり、いろんなスタッフと結束してきました。長い旅だったと思います。ようやく今日を迎えられて、うれしい。皆さんが待っていてくださったことを今日改めて実感しました。ありがとうございます。ぜひ堪能してください」と呼びかけた。

 「シン・仮面ライダー」は、特撮ドラマ「仮面ライダー」シリーズの生誕50周年企画として製作。1971年4月~1973年2月に放送されたシリーズ第1作「仮面ライダー」をベースにした作品になるという。3月17日午後6時に一部劇場で最速公開され、翌18日に全国公開される。

写真を見る全 22 枚

アニメ 最新記事