アニメ「錆喰いビスコ」などの碇谷敦監督、作家の舞城王太郎さん、「空の境界」「Fate/Zero」などのあおきえいさんによる新作アニメ「スペシャルキッド・ファクトリー」が制作されることが分かった。「ID:INVADED イド:インヴェイデッド」「錆喰いビスコ」などのNAZが制作する。
ウナギノボリ
10年前の朝ドラ「花子とアン」 当時の吉高由里子インタビュー
同作は、「僕」と僕のクローンが登場するSF探偵アニメ。舞城さんが脚本を手がけ、あおきさんがスーパーバイザーとして参加する。キャストなど詳細は、今後発表される。
監督:碇谷敦▽脚本:舞城王太郎▽スーパーバイザー:あおきえい▽副監督:又賀大介▽メインアニメーター:浅利歩惟▽キャラクターデザイン原案:小玉有起▽アニメーション制作:NAZ
UFOってたくさん見かけられてるのに、宇宙人の痕跡も結構見つかってるのに、どうして宇宙人は本格的に地球を攻めてこないんだろう?と思ったのがきっかけです。特別な力がなくても頑張る! 偽物の自分だとしても本物の何かをつかむ! 普通の男の子なのに異常な状況を力強く生き延びていく姿、偽物の息子だったとしても本当の家族として彼を愛する両親の姿、冒険を通じて家族とは何かを解き明かしていく名探偵の姿を描きます。
「ID:INVADED」からはじまり、「錆喰いビスコ」と続いた、このチームの新たなる作品「スペシャルキッド・ファクトリー」は、正に特別なものになると確信しています。その開発スタイルは非常に独創的であり、唯一無二な化学反応を生み出します。私たちは作品を極めて限られた人数にて開発し、企画スタートの段階から、アイデアの相互交換を各スタッフ間で行っています。
それは、監督や脚本家そしてキャラクターデザインといったいわゆるメインスタッフと呼ばれるクリエーターだけでなく、実際に視聴者の目に触れるカットを描くアニメーターも含めてです。参加スタッフ全員が、自分の作品と誇れる情熱で創られるこの物語を、楽しみにしていただけると幸いです。
そして本作は、「映像の鑑賞」という一方向なアプローチではなく、作り手とファンのコミュニケーションという双方向のアプローチによって、作品への思いが、らせんを描き増加するように「熱量を体感できるエンターテインメント」を目指しています。
私たちは、スタートから存在し、創作作業が終わっても解散しません。さまざまな作品展開、そしてPR、全てに参加します。プロジェクトの進捗や変化を一緒に育み、公開時に熱狂し、感動を共に語り合う。まだ誰も知らないその旅の始まりを、一人でも多くの方と共有できればと思っています。
アニメーションの更なる可能性を信じて。
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