南海キャンディーズ:結成20年で「コンビ仲は良い方が楽しい」と気付く 過去には不仲の時期も 山里「続けてくれて感謝しかない」

南海キャンディーズ
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 お笑いコンビ「南海キャンディーズ」が、3月29日午後1時から放送された黒柳徹子さんの長寿トーク番組「徹子の部屋」(テレビ朝日系)に出演。今年、コンビ結成20年を迎えた思いを語った。

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 山里亮太さんと“しずちゃん”こと山崎静代さんは2003年にコンビを結成。今年で結成20年を迎えたが、過去には不仲だった時期もあったという。

 当時を振り返り、山崎さんは山里さんのことを「サメに食われたらいいのに」と思うほど憎んでいたと告白。その頃、山崎さんはオリンピック出場を目指してボクシングの練習に励んでいた。サンドバックに山里さんの写真を貼って殴っていたといい、「その写真のおかげですごいパンチが打てたんですよ」と笑った。

 しかし、ボクシングを経験したことで「山ちゃんが(自分に対して)厳しかったことの意味がわかるようになった」という。「(山里さんとの関係は)ちょっとずつ良くなってきていたんですけど、(山里さんの妻の蒼井)優ちゃんを紹介しようって思ったのも、仲良くなってから。さらに(山里さんと蒼井さんが)結婚したから、大切な友達の旦那っていうことで家族みたいな感覚が生まれて」と次第にコンビ仲が良くなっていった背景を明かした。

 山里さんと山崎さんは、最近、「コンビは仲が良いほうがいい」ということに気付いたという。山里さんは「仲がいいほうがネタ合わせも楽しいですし、漫才もやっていて楽しいってことに20年でやっと気付きました」と笑顔を見せた。

 最後に、黒柳さんから「お互いに伝えたいこと」を聞かれると、山里さんは「感謝ですよ。僕が今までしてきたひどいことを考えたら、コンビを解散して(山崎さん)一人になって、女優っていう道も用意されていた時期があったんです。オファーもあって。それを断ってでもこのコンビを続けてくれたっていうことに対する感謝しかないです」と熱く語った。

 一方、黒柳さんから「この方(山里さん)いい人?」と聞かれた山崎さんは、「性格はめちゃくちゃ悪いです。悪いのが山ちゃんの良さです。人の悪口いっぱい言うのが山ちゃんの良さですね」と冗談交じりに話していた。

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