タモリ倶楽部:40年半の歴史に幕 最終回は真の「タモリ流生姜焼き」「ピーマンの醤油煮」を作る(レシピあり)

「タモリ倶楽部」のロゴ=テレビ朝日提供
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「タモリ倶楽部」のロゴ=テレビ朝日提供

 タレントのタモリさんが司会を務める冠番組「タモリ倶楽部」(テレビ朝日系、金曜深夜0時20分)が、3月31日深夜の放送で最終回を迎え、1982年10月8日の放送開始から40年半、通算1939回の放送に幕を下ろした。

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 最終回は、劇団ひとりさん、「爆笑問題の」田中裕二さん、市川紗椰さんを迎え、「巷(ちまた)の皆さん間違ってますよ!タモリ流レシピを訂正しよう」と題し、レシピサイトなどに掲載されているタモリ流レシピの間違いを訂正。偽物が35種類あったという「タモリ流生姜焼き」と、タモリさんが編み出した「ピーマンの醤油煮」を実際に調理。

 しかし、実は3品やる予定だったのが、2品になってしまい、劇団ひとりさんから「まだペース配分できねえのか、このチーム」と突っ込まれ、タモリさんが「「ここでほろりとくるようなあいさつが入るんですが、台なし」と口にする一幕も。

 最後はタモリさんが「40年間本当にありがとうございました。皆様方のおかげでここまで来ることができました。感謝してます。お疲れ様でした!」とカメラに呼びかけて40年半の歴史に幕を下ろした。

 最後の提供では、番組のサブタイトル「FOR THE SOPHISTICATED PEOPLE(洗練された人々のために)」をもじった「DEAR SOPHISTICATED PEOPLE(親愛なる洗練された人々) THANK YOU FOR 40 GREAT YEARS」と映し出されて終わりを迎えた。

 ◇「タモリ流生姜焼き」レシピ

・材料
 しょうが焼き用高級豚肉 6枚
 玉ねぎ(新玉ねぎも可) 1個
 タレ(※3枚分 しょうが30g、非合成醤油大さじ3、本みりん大さじ2、高級料理酒大さじ1、砂糖小さじ1)

 玉ねぎをスライサーでスライス、しょうがは皮ごとすりおろす。

 豚肉は両面に小麦粉を薄くまぶす。

 中火で油は引かず、火を付けたらすぐに肉を入れる。

 白っぽくなったらひっくり返し、玉ねぎとタレを入れて混ぜて玉ねぎに火が通ったら出来上がり。

 ◇ピーマンの醤油煮

・材料
 ピーマン4個
 タレ(お湯100cc、いりこだし小さじ半分、かつおだし小さじ半分、昆布だし小さじ3分の1、醤油大さじ4、みりん大さじ2)
 ごま油大さじ3

 ピーマンは縦半分に切ってたねを取り除き、さらに幅1センチぐらいで6等分する。

 だしを作り、40cc捨てる。

フライパンにごま油を入れ強火、ごま油がパチパチと音がしだしたら皮目を下にしてピーマンを投入。

 焦げ目が付くまでしっかり焼いたら強火のまま、タレを投入。くたくたになるまで煮る。

 冷蔵庫で一晩寝かせて、白ご飯にのせて食べる。

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