上村祐翔:アニメ「AYAKA」は色づかいに注目 「水の描き方がとてもきれい」 主人公幸人は「繊細で優しい男の子」

「AYAKA -あやか-」のイベントに登場した上村祐翔さん(C)GoRA・KINGRECORDS/Project AYAKA
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「AYAKA -あやか-」のイベントに登場した上村祐翔さん(C)GoRA・KINGRECORDS/Project AYAKA

 アニメ「K」シリーズなどで知られる作家集団「GoRA」とキングレコードがタッグを組むオリジナルテレビアニメ「AYAKA -あやか-」のイベントが3月25日、東京ビッグサイト(東京都江東区)で開催された国内最大級のアニメイベント「AnimeJapan(アニメジャパン)2023」で行われ、主人公・八凪幸人を演じる上村祐翔さんが登場した。上村さんは同作の注目ポイントとして「色づかい」を挙げ、「キャラクターそれぞれの色づかいがとてもきれい。幸人は、水に関わっているキャラクター。水の描き方がとてもきれい。自然豊かな綾ヵ島の魅力が存分に詰まった作品になっている。それぞれの彩りが、作品をどういう風に彩っていくのか、楽しみにしてもらえれば」と話した。

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 イベントには、原作、脚本を手掛けるGoRAの宮沢龍生さん、オープニングテーマを担当する音楽ユニット「angela」のatsukoさん、KATSUさんも登壇した。上村さんは、同作について「収録に入る前に、GoRAさんからごあいさついただきまして、『すごく丁寧に時間をかけて作ってきた作品なので、頑張っていきましょう』と言っていただいた。『僕もがんばろう!』と思って、GoRAさんに身を預けました」とコメント。

 自身が演じる幸人について「とても繊細で優しい男の子。最初は皆から遠ざかって、距離を置いて、なるべく人と関わらないように生きてきた経緯がある。そこを、亡き父の弟子で、幸人を故郷である綾ヵ島に連れ出してしまう傍若無人な沙川尽義が引っかき回す。すごいんですよ、この人は!」と語った。尽義について、宮沢さんが「今のところ迷惑でしかない(笑い)」と話すと、上村さんは「それを寺島拓篤さんが演じているのも面白い。尽義と出会うことで、幸人は大きく変化していく。幸人が変わっていくさまを楽しんでほしいです」と見どころを語った。

 「AYAKA -あやか-」は、七つの島が連なる綾ヵ島を舞台に、宿命を背負った男たちの切なくも美しい絆を描く。ミタマと呼ばれる不思議な存在が当たり前のように生息する奇妙な島・綾ヵ島で、少年・八凪幸人は綾ヵ島の調和を守る仙人であったという父の3人の弟子たちと関わりながら島で暮らし始める……というストーリー。

 長山延好さんが監督を務め、GoRAがシリーズ構成・脚本、redjuiceさんがキャラクター原案を担当。スタジオブランが制作する。メインキャストとして上村さん、寺島さん、鳥海浩輔さん、梅原裕一郎さんが出演する。7月からTOKYO MXほかで放送される。

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