鬼滅の刃 刀鍛冶の里編:炭治郎の心に染みる名言 「君には未来がある」「今できないこともいつか」

「テレビアニメ『鬼滅の刃』刀鍛冶の里編」の第2話「縁壱零式」の一場面(C)吾峠呼世晴/集英社・アニプレックス・ufotable
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「テレビアニメ『鬼滅の刃』刀鍛冶の里編」の第2話「縁壱零式」の一場面(C)吾峠呼世晴/集英社・アニプレックス・ufotable

 吾峠呼世晴(ごとうげ・こよはる)さんのマンガが原作のアニメ「鬼滅の刃」の新作テレビアニメ「テレビアニメ『鬼滅の刃』刀鍛冶の里編」の第2話「縁壱零式(よりいちぜろしき)」が、フジテレビ系で4月16日に放送された。第2話では、主人公・竈門炭治郎が刀鍛冶の里の少年・小鉄に語った言葉が「心に染みる」と話題になった。

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 第2話で印象的だったのは、実在の剣士の動きを再現した戦闘用絡繰(からくり)人形・縁壱零式を巡り、霞柱・時透無一郎(ときとう・むいちろう)と小鉄が言い争うシーンだ。無一郎は、縁壱零式を動かすための鍵を渡すよう小鉄に迫るも、小鉄は「これ以上使うと縁壱零式が壊れてしまう」と拒否。小鉄は自身の祖先が作った縁壱零式を必死に守ろうとするも、無一郎に強引に鍵を奪われてしまう。落ち込む小鉄に炭治郎は「諦めちゃだめだ。君には未来がある。10年後、20年後の自分のためにも今頑張らないと。今できないこともいつかできるようになるから」と語りかける。真っすぐな炭治郎の言葉が感動的だった。

 炭治郎は小鉄に対して「自分にできなくても必ず誰かが引き継いでくれる。次につなぐための努力をしなきゃならない」と諭した。自分も宿敵である鬼舞辻無惨(きぶつじ・むざん)を倒したいが、「志半ばで死ぬかもしれない。でも必ず誰かがやり遂げてくれると信じてる。俺たちがつないでもらった命で上弦の鬼を倒したように俺たちがつないだ命がいつか必ず鬼舞辻を倒してくれるはずだから一緒に頑張ろう!」と炭治郎らしい力強い励ましの言葉に小鉄が涙するシーンに小鉄と同じく勇気をもらったファンも多かったようだ。

 「鬼滅の刃」は、家族を鬼に殺された竈門炭治郎が、鬼に変異した妹・禰豆子を人間に戻すために旅立つ……というストーリー。原作は、2016~20年に「週刊少年ジャンプ」(集英社)で連載された。テレビアニメ「竈門炭治郎 立志編」が2019年4~9月に放送され、2020年10月公開の劇場版「無限列車編」が国内歴代興行収入1位となる約400億円を記録するなど大ヒットした。「遊郭編」が2021年12月~2022年2月に放送された。

 「刀鍛冶の里編」は、前作「遊郭編」から続くストーリーで、刀鍛冶が集まる刀鍛冶の里での物語が描かれる。第3話「300年以上前の刀」が、フジテレビ系で4月23日午後11時15分に放送される。

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