すずめの戸締まり:興収145.2億円突破 「天気の子」超え歴代興収14位 1095万人動員

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 新海誠監督の新作劇場版アニメ「すずめの戸締まり」の興行収入が、2022年11月11日の公開から167日間で145億2000万円を突破したことが分かった。歴代興行収入ランキングでは、2019年に公開され、興行収入が約142億3000万円を記録した新海監督の前作「天気の子」を超え、14位にランクインしている。観客動員数は1095万人を突破するなど大ヒットしている。

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 同作が5月27日に終映を迎えることも発表された。終映に向け、5月12~27日に「最後の戸締まり上映」と題した特別上映を実施する。入場者プレゼントとして映画公開後に公開された「おかえりなさいビジュアル」がデザインされ、新海監督のメッセージが添えられた「感謝の戸締まりポストカード」が5月12日から配布される。特別上映では、同作のブルーレイディスク、DVD収録用に全273カットがリテークされた特別版が上映される。

 新海監督が登壇する舞台あいさつも実施する。終映日の5月27日には、ヒロイン・岩戸鈴芽(いわと・すずめ)役の原菜乃華さん、宗像草太役の松村北斗さんも登壇する「最後の戸締まり舞台挨拶」が実施され、その模様が全国で同時生中継される。

 「すずめの戸締まり」は、日本各地の廃虚を舞台に、災いのもととなる“扉”を閉める旅をする少女・岩戸鈴芽の解放と成長を描く。「ベルリン国際映画祭」で日本のアニメーション作品では約21年ぶりにコンペティション部門に正式出品されたことも話題になっている。

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