俳優の鈴木亮平さんが4月28日、東京都内で行われた劇場版「TOKYO MER~走る緊急救命室~」(松木彩監督)の初日舞台あいさつに役衣装で登場した。劇中で、主人公の喜多見幸太を演じる鈴木さんは、2021年放送のドラマ版で喜多見の妹・涼香役を演じた佐藤栞里さんとの公開初日に起きたエピソードを明かした。
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本作は、2021年7月期にTBS系「日曜劇場」(日曜午後9時)枠で放送された連続ドラマを映画化。喜多見にとって唯一の肉親だった涼香だったが、ドラマの終盤に爆弾で命を落としてしまった。鈴木さんは、今日は本作の公開日なので空き時間にヒット祈願のために神社へ行ったといい、続けて「(ヒット祈願が)終わって、道に出てきたら、ちょっと離れたところから『亮平さん?』って言われて。ぱっと振り向いたら、涼香だったんです、佐藤栞里ちゃん。たまたま会ったんですよ……」と偶然の出会いを説明。「『この映画は何かあるな』と思いました」と語り、観客をどよめかせていた。
また、鈴木さんは、公開初日を迎えて「一人でも欠けたら絶対に成立しない映画でした。チームというものがこんなに素晴らしいものなんだと、喜多見としても、鈴木亮平としても教わった気がします」としみじみ。さらに、「ただの夢物語ではなく、この物語はヒーローものという形を借りた医療従事者の方たちへの、そして毎日を一生懸命頑張っているすべての人たちへの賛歌になればいいなと思います」と作品へ込めた思いを語っていた。
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