伊藤沙莉:「ミステリと言う勿れ」ドラマ化に不安と緊張も「原作に敬意と愛持って作った」

「第31回橋田賞」授賞式に出席した伊藤沙莉さん
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「第31回橋田賞」授賞式に出席した伊藤沙莉さん

 俳優の伊藤沙莉さんが5月10日、東京都内で開催された「第31回橋田賞」(橋田文化財団主催)の授賞式に出席。伊藤さんは、連続ドラマ「ミステリと言う勿(なか)れ」(フジテレビ系)、「拾われた男」(NHK)で橋田賞新人賞を受賞。スピーチでは、俳優デビュー20周年を迎えたことに触れ「長く続けてこられて良かったなと思います」と話した。

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 「ミステリと言う勿れ」「拾われた男」は共に原作がある作品。伊藤さんは「たくさんのファンの方がいる作品なので、緊張したり、受け入れてもらえるかという考えがよぎりました。それでも、スタッフさん、キャストのみなさんも原作に敬意と愛を持って作っていて、みなさんの熱い気持ちがすてきだなと思っていました」とスピーチした。

 橋田賞は、脚本家の故・橋田壽賀子さんが理事を務めた橋田文化財団によって、1993年に創設。日本人の心や人と人の触れ合いを温かく取り上げ、放送文化の振興や向上に寄与した番組、人に贈られる。

 ◇受賞作品、受賞者は以下の通り(敬称略)

 橋田賞:「silent」▽「プレバト!!」▽小池栄子▽長澤まさみ

 橋田賞新人賞:目黒蓮▽伊藤沙莉▽生方美久

 橋田賞特別賞:草笛光子▽加山雄三

 野村昭子賞:いまむらいづみ

 橋田賞新人脚本賞・佳作:「ビリーヴ」長島清美

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