アンデッドガール・マーダーファルス:下野紘が“オペラ座の怪人”ファントムに 「ツッコミ的な一面も」 キャラビジュアル公開

「アンデッドガール・マーダーファルス」に登場するファントムのビジュアル(C)青崎有吾・講談社/鳥籠使い一行
1 / 3
「アンデッドガール・マーダーファルス」に登場するファントムのビジュアル(C)青崎有吾・講談社/鳥籠使い一行

 ミステリー作家の青崎有吾さんの小説が原作のテレビアニメ「アンデッドガール・マーダーファルス」に声優として下野紘さんが出演することが分かった。下野さんは、パリの歌劇場の地下深くに潜む神出鬼没の男、ファントムを演じる。「オペラ座の怪人」と呼ばれており、歌姫から宝石を盗んだアルセーヌ・ルパンを追うも敗北し、逆に“自身”を盗まれ、ルパンの所有物として彼の作戦に参加することになる。

ウナギノボリ

 下野さんは「僕が演じるファントムは、その容姿を隠すように20年間オペラ座で暮らしているオペラ座の怪人で、元々ルパンとは敵対していましたが、彼に『盗まれ』、そしてその魅力にひかれ、共に行動するようになります。ファントム自体は基本、冷静で落ち着いた性格ですが、お調子者のルパンにあきれたり、たしなめたりと、ツッコミ的な一面も持ち合わせていたりします」とコメント。

 「『アンデッドガール・マーダーファルス』は、ホームズやルパンといったさまざまな物語上の探偵や怪人、怪物が登場し、激しい戦いを繰り広げる、ダークミステリーとなっております。残虐なシーンなども出てきますが、ルパンとファントムのやり取りのようなコミカルなシーンもちりばめられていますので、怖がらずに、たくさんの方に楽しんでもらえたらうれしいです。よろしくお願いします!」と話している。

 同作は、4月からキャラクタービジュアル全16枚を順次公開する企画を実施しており、第8弾としてファントムのビジュアルが公開された。これまで、輪堂鴉夜、真打津軽、馳井静句、アニー・ケルベル、シャーロック・ホームズ、ジョン・H・ワトソン、アルセーヌ・ルパンのビジュアルが公開された。

 「アンデッドガール・マーダーファルス」は、19世紀のヨーロッパを舞台に怪物専門探偵・鳥籠使いの旅が描かれる。首から下がない不老不死の美少女探偵・輪堂鴉夜が、半人半鬼の真打津軽、メイドの馳井静句と共に怪物専門の探偵・鳥籠使いとして数々の事件を解決しながら、鴉夜の奪われた体を探してヨーロッパを巡る……というストーリー。

 アニメは、「かぐや様は告らせたい?~天才たちの恋愛頭脳戦~」「昭和元禄落語心中」などの畠山守さんが監督を務め、「さらざんまい」「劇場版 輪るピングドラム」などのラパントラックが制作する。フジテレビの深夜アニメ枠「+Ultra(プラスウルトラ)」で7月から放送される。

 ◇キャスト(敬称略)

 輪堂鴉夜:黒沢ともよ▽真打津軽:八代拓▽馳井静句:小市眞琴▽アニー・ケルベル:鈴代紗弓▽シャーロック・ホームズ:三木眞一郎▽ジョン・H・ワトソン:相沢まさき▽アルセーヌ・ルパン:宮野真守▽ファントム:下野紘

写真を見る全 3 枚

アニメ 最新記事