薬屋のひとりごと
第13話 外廷勤務
12月27日(金)放送分
マンガ誌「マーガレット」(集英社)で連載中の「四畳半のいばら姫」のコミックス第1巻が5月25日に発売された。連続ドラマ化もされた「マイルノビッチ」などで知られる佐藤ざくりさんが原作、「彼女が可愛すぎて奪えない」などの吉田夢美さんが作画を手がけるマンガで、10代の貧困、“親ガチャ”といったシリアスなテーマを扱いながらも、笑いあり、ラブコメ要素ありのストーリーが話題になっている。
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「四畳半のいばら姫」は、貧乏、親なし、友達なしの女子高校生・小林しんらが、どん底人生の中でもしぶとく生きていこうとする姿を描いている。しんらは、ある日、学校の人気者の雷(らい)から「友達になってよ」と声をかけられ、どん底の人生から抜け出すために協力関係を結ぶことになる……というストーリー。
原作の佐藤さんは「貧困女子高生が主人公のお話です。母親はいたりいなかったりで、学校にも居場所がなく、バイト先にはセクハラ店長……などん底な女子が、出会った学校のイケメン3人組の力をかりて人生を生き直そうとするところを描きたいと思いました。10代の貧困女子高生が生活費のためにお金を得ようとした時、性搾取のターゲットになり得る日本社会の恐ろしさも裏テーマとしてはあったりしますが、主人公とイケメン男子3人のラブコメ青春マンガとして、今現在10代の人も、その時期を過ごし大人になった人にも、楽しんで読んでもらえたらうれしいです」と話している。
同作の担当編集者は「佐藤ざくり先生による心がヒリつくようなストーリーに、吉田夢美先生の魅力的な絵が合わさって、最強のコラボ作品が誕生しました! 『四畳半のいばら姫』は、貧乏でかわいそうな女の子をイケメン男子3人組が助けてくれる現代のシンデレラストーリー……ではありません。マーガレット作品らしい王道のガールミーツボーイズでありながらも、貧困、親ガチャ、整形、スクールカースト等、10代のリアルを切り取ったような作品になっています。どん底人生を生きる主人公しんらと、全くタイプの違うイケメン男子3人組。それぞれの強さ、弱さを持ち寄り出会った4人が、これからどんな化学反応を起こしていくのか、担当としても楽しみでなりません!」とコメントを寄せている。
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