日本最大の玩具見本市「東京おもちゃショー2023」が6月8日、東京ビッグサイト(東京都江東区)で開幕した。新型コロナウイルスの感染拡大の影響で2020、21年は中止となり、2022年は関係者向けの商談見本市として実施されたが、今年は約4年ぶりに一般公開されることになった。一般公開は6月10、11日で、初の試みとして、小学館のマンガ誌「コロコロコミック」が主催する「コロコロ魂フェスティバル」も併催されることになった。バンダイ、タカラトミーなど156社が出展し、約3万5000点の玩具が展示される。
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「たまごっち」(バンダイ)シリーズで初めてWi-Fiを搭載する「Tamagotchi Uni」や変形型月面探査ロボットSORA-Q(ソラキュー)の1分の1モデル「SORA-Q Flagship Model」(タカラトミー)、ヘッドセットで実況配信者ごっこを楽しめる「ヘッドセットではいしん?!カメラもIN!マウスできせかえ!すみっコぐらしパソコンMYLIVE」(セガトイズ)、回すたびに形が変化する「ルービックキューブダブルフォーム」(メガハウス)などの最新玩具が一堂に会する。
特撮ドラマ「ウルトラマン」シリーズの新作「ウルトラマンブレーザー」の変身アイテム「電光変身DXブレーザーブレス」(バンダイ)や「ひろがるスカイ!プリキュア」の新プリキュア・キュアバタフライのアイテム「カラフルアクション★ミックスパレット」(バンダイ)、ベーゴマを現代風にアレンジした「ベイブレード」(タカラトミー)の“第4世代”となる新作「BEYBLADE X(ベイブレードエックス)」も展示される。
バンダイスピリッツは、回収したプラモデルの使用済みランナー(プラモデルの枠)をその場で粉砕、成形し、新たなプラスチック製品にリサイクルする施策も紹介。会場に、プラモデルの原料を粉砕する粉砕機、粉砕された原料を溶解、固形化するための成形機を設置する。使用済みランナーが新たなプラスチック製品に生まれ変わる様子を間近で見ることができる。各社が、環境に配慮した取り組みを紹介している。
「東京おもちゃショー」は、1962年から開催されている日本最大の玩具見本市。60回目となる今回は、6月8、9日が関係者向けの商談見本市で、10、11日に一般向けに公開される。一般公開日は有料開催となり、中学生以上が1500円で、小学生以下は無料。4日間で9万人以上の来場を見込んでいる。
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