北川景子:デビュー作「セーラームーン」に“帰還” セーラーコスモスの声優に

「美少女戦士セーラームーンCosmos」でセーラーコスモスの声優を務める北川景子さん(c)武内直子・PNP/劇場版「美少女戦士セーラームーンCosmos」製作委員会
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「美少女戦士セーラームーンCosmos」でセーラーコスモスの声優を務める北川景子さん(c)武内直子・PNP/劇場版「美少女戦士セーラームーンCosmos」製作委員会

 俳優の北川景子さんが、 武内直子さんの人気マンガ「美少女戦士セーラームーン」の最終章を描く劇場版アニメ「美少女戦士セーラームーンCosmos」(高橋知也監督)に声優として出演していることが明らかになった。北川さんは、セーラームーンの未来の究極の姿であるセーラーコスモスを演じる。北川さんは、2003年放送のテレビドラマ「美少女戦士セーラームーン」のセーラーマーズ/火野レイ役でデビューした。その後、数々の人気ドラマ、映画に出演し、今年デビュー20周年を迎えた北川さんがデビュー作である「美少女戦士セーラームーン」に“帰還”した。

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 北川さんは、「美少女戦士セーラームーン」への思いを「幼少期に夢中になって楽しみ、影響を受けた『美少女戦士セーラームーン』。しかも私自身のデビュー作品が2003年のテレビドラマ「美少女戦士セーラームーン」の火野レイ/セーラーマーズ役なので、私には思い入れが強く、本当に特別な作品です。今回のお話しをいただいたときは、震えるくらいびっくりしましたし、とてもれしかったです」とコメント

 「【セーラームーンの未来の究極の姿】であるセーラーコスモスは、これまでの戦いの中で、つらい思いをしながらも、それをのり越えてきた強さと人間らしいもろさが共存しているキャラクター。神々しい見た目ではありますが、声から深さや温かさがだせればと思って演じさせていただきました。劇場版『美少女戦士セーラームーンCosmos』には、壁にぶつかった時の立ち上がり方、落ち込んでしまったときの前の向き方、自分がどんな未来に進んでいけばいいのか分からない人の不安を少しでも軽くするようなメッセージが詰まっています。こういう時代だからこそ見ていただいたら絶対に感じていただけることがあると思います。ぜひ劇場でご覧ください」と話している。

 セーラーコスモスが登場するPV「セーラーコスモスPV」もYouTubeで公開された。の神々しいセーラーコスモスが登場し、「負けたりしない。だって私たちはセーラー戦士だもの」とセーラームーンに語りかける姿が描かれている。

 「美少女戦士セーラームーン」は、1992~97年に少女マンガ誌「なかよし」(講談社)で連載された人気マンガ。テレビアニメが1992~97年に放送された。ドジで泣き虫な月野うさぎが、愛と正義の美少女戦士に変身し、仲間の戦士たちと活躍する姿が描かれている。2012年に始動した20周年プロジェクトの一環として新作アニメ「美少女戦士セーラームーンCrystal」が制作され、第1、2期が2014、2015年に動画配信サービス「ニコニコ生放送」ほかで配信されたほか、テレビアニメも放送。2016年に第3期が放送された。第4期「デッド・ムーン編」が前後編の劇場版「美少女戦士セーラームーン Eternal」として制作され、2021年に公開された。

 「美少女戦士セーラームーンCosmos」は、最終章となる「シャドウ・ギャラクティカ編」を前後編の劇場版として制作。新たなる敵、シャドウ・ギャラクティカが出現し、セーラー戦士たちが最後の戦いに挑む。前編が6月9日に公開され、後編が同30日に公開される。

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