特撮ドラマ「ウルトラセブン」の55周年を記念した展覧会「ULTRASEVEN=6+1展 ~宇宙人セブンが見た多様性の未来~」が6月23日から池袋PARCO本館(東京都豊島区)で開催される。アイスラッガーを武器としてではなく、平和のシンボルとして展示するなど新たな解釈で「ウルトラセブン」を紹介する。7月9日まで。
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「ウルトラセブンと1967」では、1967年の放送当時の文化を紹介。地球を訪れた宇宙人、異星人を多様性のアイコンとして展示する「多面的な正義」、アイスラッガーを平和のシンボルとして展示する「アイスラッガーに映る未来」、ウルトラマンゼロやウルトラマンゼットなどウルトラセブンの共生への思いを受け継いだヒーローを紹介する「引き継がれる想(おも)い」も楽しめる。
「アイスラッガーに映る未来」は、岩井俊二さん、片桐仁さん、錠マヱさん、冨永ボンドさん、中邑真輔さん、最上もがさんが「共生」「未来」「空想」などをテーマにデザインしたアイスラッガーを展示する。入場券は900円。
「ウルトラセブン」は1967年、「ウルトラマン」に続いて放送された特撮ドラマ。「ウルトラQ」「ウルトラマン」を経た若いスタッフが才能を発揮し、軍拡競争で母星を滅ぼされた怪獣、地球人同士の信頼を揺るがす侵略者、地球侵略の捨て石にされた異星人、人間より先に地球で暮らしていたのかもしれない生命体などが登場する傑作が生まれた。
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