夏目友人帳:テレビアニメ第1期再放送 7月5日からテレビ東京で 15年目突入でSPプロジェクトも

テレビアニメ「夏目友人帳」のビジュアル(C)緑川ゆき・白泉社/「夏目友人帳」製作委員会
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テレビアニメ「夏目友人帳」のビジュアル(C)緑川ゆき・白泉社/「夏目友人帳」製作委員会

 緑川ゆきさんの人気マンガが原作のテレビアニメ「夏目友人帳」の第1期が、テレビ東京で7月5日から再放送されることが分かった。同作は第6期までテレビアニメが放送されており、第1期放送開始から7月1日で15年目に突入することを記念して、第1期が再放送されることになった。7月5日から毎週水曜深夜2時35分に放送される。15年目突入を記念したスペシャルプロジェクトも今後発表予定。

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 再放送の第1話では、「夏目友人帳」のファンとして知られるお笑いコンビ「ハライチ」の岩井勇気さん、ニャンコ先生/斑役の声優の井上和彦さん、第1期の監督を務めた大森貴弘さんによるオーディオコメンタリーが副音声で放送される。

 井上さんは「15周年、あっという間ですね。とにかくうれしいです。よくここまで演じさせてもらえたな、というのが本音です。今年を一つの節目として、ここから先、またどんどん先まで頑張っていこうと、改めて思っています」と話している。

 大森監督は「スタッフとともに懸命に作ってきて、気づけば15年ということで驚いています。シーズンの間が飛び飛びで、ファンの皆さまにはお待たせすることが多かったと思いますが、決して見放すことなく待ってくださったお陰で、ここまで続ける事ができ、大感謝しています」とコメントを寄せている。

 岩井さんは「第1期の頃からずっと追っていますが、いつも一生終わらないんじゃないかと思いながら見ていて、このままずーっと続いてくれたらいいなと感じる作品です。友人帳の名前を返し終わったら物語も終わるんじゃないかと想像しているんですが、心のどこかでは返し終わってほしくないような気もしています(笑い)。第1期は夏目の境遇に対する、胸がきゅんと締め付けられるようなお話も多いですが、物語が進むにつれて夏目にちゃんと仲間ができて、土地になじんでいっている感じが楽しくて。今が一番、楽しい状態で見られているかもしれないです」と話している。

 「夏目友人帳」は、2003年に「LaLaDX」(白泉社)に読み切りが掲載され、現在は「LaLa」(同)で連載中。祖母から受け継いだ妖怪との契約書の束・友人帳を見つけた夏目が、自称・用心棒の妖怪ニャンコ先生とともに、友人帳に書かれた妖怪たちに名前を“返す”というストーリー。今年で20周年を迎える。

 6度にわたってテレビアニメ化されており、第1期が2008年7~9月に放送され、第6期「陸(ろく)」が2017年4~6月に放送された。劇場版「劇場版 夏目友人帳 ~うつせみに結ぶ~」が2018年に公開された。新作アニメ「夏目友人帳 石起こしと怪しき来訪者」が2021年に劇場上映された。

 ◇スタッフ(敬称略)

 監督:大森貴弘▽シリーズ構成:金巻兼一▽キャラクターデザイン:高田晃▽妖怪デザイン:山田起生▽美術:渋谷幸弘(石垣プロダクション)▽色彩設計:宮脇裕美▽撮影:田村仁(デコロコ)▽編集:関一彦▽音楽:吉森信▽アニメーション制作:ブレインズ・ベース▽制作:NAS

 ◇キャスト(敬称略)

 夏目貴志:神谷浩史▽ニャンコ先生:井上和彦▽夏目レイコ:小林沙苗▽名取周一:石田彰▽田沼要:堀江一眞▽藤原塔子:伊藤美紀▽笹田純:沢城みゆき▽西村悟:木村良平▽北本篤史:菅沼久義▽夏目(少年時代):藤村歩

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