好きな子がめがねを忘れた:“超技巧”の廊下、階段シーン原画撮影映像公開 カメラワークがすごい!と話題に

「好きな子がめがねを忘れた」の一場面(c)藤近小梅/SQUARE ENIX・製作委員会がめがねを忘れた
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「好きな子がめがねを忘れた」の一場面(c)藤近小梅/SQUARE ENIX・製作委員会がめがねを忘れた

 「月刊ガンガンJOKER」(スクウェア・エニックス)で連載中の藤近小梅さんのマンガが原作のテレビアニメ「好きな子がめがねを忘れた」の第1話の“超技巧”の廊下、階段シーンの原画撮影映像がYouTubeで公開された。廊下で談笑する生徒が映る中、主人公・小村楓が教室へ行くまでを360度周り込むようなカメラアングルで追うシーンで、「K」「ハンドシェイカー」などでも知られるGoHandsのハイクオリティーな映像が、SNSで「カメラワークがすごい」「CGなのか? 作画なのか?!」と話題になった。

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 横峯克昌監督は同シーンについて「カメラアングルなどもですが、教室に向かって階段を上っていく際に小村君の『今日も好きな子に会える』という高揚感を少しでも感じていただければと思いました」と説明。

 同シーンをメインで担当した鈴木信吾さんは「監督からご依頼をいただく形でコンテニングから映像納品までのご依頼をお受けして、一つのカメラで進行してゆくシーンはとても労力が掛かりますが、空間や距離感などを見ている方々に伝える方法としては有効だと思い執筆をいたしました。それによってキャラクターの存在感が増したり、学校の生活空間の把握ができて理解が深められるかと考えております」とコメント。

 「当然ですが、絵を作画していただけたスタッフさんのご尽力の賜物(たまもの)だと思っておりますしアニメーションプロデューサーさまからの第三者視点で『お客様の印象に残る映像を届ける』という自身が抜けていたアイデアももらうことができ、自分一人で土台を作ったという印象より力をお借りして形にできた達成感(うれしさ)が残っております。皆様にぜひ見ていただけると幸いでございます」と話している。

 「好きな子がめがねを忘れた」は、ついついめがねを忘れてしまうド天然女子の三重さんと、ちょっぴり奥手なヘタレ男子の小村くんが、近距離で“ムズキュン”なやり取りを繰り広げる……というストーリー。TOKYO MX、MBSほかで放送中。

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