齊藤なぎさ:“頭ポンポン”に胸キュン 出演映画「交換ウソ日記」は「心臓がもたない」ラブストーリー 共演者とのエピソードも

映画「交換ウソ日記」に出演する齊藤なぎささん
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映画「交換ウソ日記」に出演する齊藤なぎささん

 7月7日公開の映画「交換ウソ日記」(竹村謙太郎監督)でヒロイン・希美(桜田ひよりさん)の親友・優子を演じる齊藤なぎささん。今年1月にアイドルグループ「=LOVE(イコールラブ)」を卒業後、初の映画出演となる齊藤さんに、演じるうえで意識したことや作品への思い、自身の今後の展望について話を聞いた。

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 ◇桜田ひより&茅島みずきに感謝

 「交換ウソ日記」は、累計発行部数55万部を突破した櫻いいよさんの同名青春小説が原作。高校2年生の希美は、ある日移動教室の机で「好きだ!」と書かれた、学校イチのモテ男子・瀬戸山(高橋文哉さん)からの手紙を見つける。希美は戸惑いながらも返事を瀬戸山の靴箱に入れ、二人は交換日記を始める。しかし、瀬戸山の手紙は希美の親友・江里乃(茅島みずきさん)宛てだと分かり……というストーリー。齊藤さんは、同級生の米田(曽田陵介さん)に片思いする優子を演じている。

 もともと原作の大ファンだったという齊藤さん。「SNSで話題になる前から読んでいて、本当に大好きな作品。台本を通して見ると、複雑な関係性がより見えてきて、優子が米田を思う気持ちがすてきに描かれているので、本で読むよりもさらに優子の気持ちが伝わってきました」と目を輝かせる。

 明るいキャラクターの優子を演じるにあたり、「私自身があんまり明るい性格じゃないんですよ(笑い)。優子は天真らんまんで元気な女の子なので、私生活でも元気でいるように心がけました」といい、「私は声が低いので、声をワントーン高くしてテンション高く。家に一人でいるときは顔が死んでいるので(笑い)、独り言を言うように意識して、元気に過ごしていました」とほほ笑んだ。

 希美役の桜田さん、江里乃役の茅島さんとは親友という役どころだが、プライベートでも親交が深いという。

 「みずきちゃんとは大阪で3泊くらいしましたし、ひよりとは1週間に1回くらいのペースで会っています。本当に仲良しで、撮影中も3人でいることが多かったです。もちろん皆さんに支えていただいたのですが、二人がいたからこそ乗り越えられたなと思います」と感謝を口にした。

 ◇「広い世代に刺さる」ラブストーリー

 ずっと学生役を演じてみたかったという齊藤さん。「10代でやりたいことが学生役だったので、10代のうちに学校で制服を着て撮影ができて楽しかったです」と語る。

 特に印象に残っているシーンを聞くと、「みんなで遊園地に行ったシーン。私、修学旅行とかイベントごとをあまり経験して来なかったので、みんなで遊園地に遊びに行くのが久しぶりで楽しいなって思いました」と振り返った。

 続けて、「私“頭ポンポン”が大好きなんですよ。希美が瀬戸山からお団子ヘアをポンポンされるシーンがあって、自分もされたいなと思いました。頭ポンポンをさりげなくできる人っていいですよね。包み込んでくれるようなお兄ちゃんっぽい人が好きなんです」とはにかんだ。

 「とにかくキュンキュンする場面が多くて、心臓が持たないんじゃないかって(笑い)。学生の人には『こういう青春したい』と思ってほしいですし、大人が見ても学生の頃の気持ちに戻ってもらえるんじゃないかなって。今はSNSやLINEが主流になっているけど、交換日記っていうところが広い世代に刺さると思うので、ぜひたくさん見てください!」とアピールした。

 ◇今後の展望は? 憧れの俳優は長澤まさみ

 今年1月にグループを卒業し、俳優としても躍進する齊藤さん。近年では、連続ドラマ「明日、私は誰かのカノジョ」(MBS・TBS)で“ホスト狂い”の地雷系女子“ゆあてゃ”を演じ、鮮烈な印象を残した。

 今後の展望を聞くと、「俳優のお仕事はもちろんですが、子供や動物とたわむれる仕事がしたいですね。私、子供にすごくなつかれるんです。あとは“朝の顔”にもなれたらいいなって思います」と話した。

 憧れの俳優を聞くと、「長澤まさみさん。以前は清純派な役をやられることが多かったですが、面白い役やかっこいい役、どんな役でも演じられて、いろんな表情を見せてくれるところに憧れています。あとは、とても美しいところが本当に好きです」と笑顔を見せた。

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