僕らの雨いろプロトコル:eスポーツ題材のオリジナルアニメ NUMAnimationで10月スタート

「僕らの雨いろプロトコル」のティザービジュアル(c)Team KITSUNE/「ぼくあめ」製作委員会
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「僕らの雨いろプロトコル」のティザービジュアル(c)Team KITSUNE/「ぼくあめ」製作委員会

 eスポーツを題材とした少年少女たちの青春群像劇を描くオリジナルテレビアニメ「僕らの雨いろプロトコル」が制作され、テレビ朝日の深夜アニメ枠「NUMAnimation(ヌマニメーション)」ほかで10月から放送されることが分かった。「阿波連さんははかれない」「侵略!?イカ娘」などの山本靖貴さんが総監督を務め、Quadが制作する。「ひげを剃る。そして女子高生を拾う。」などのぶーたさんがキャラクター原案、「【推しの子】」「彼女、お借りします」などの平山寛菜さんがキャラクターデザインを担当する。

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 小野賢章さんが主人公・時野谷瞬、雨宮天さんがユウ名義で活動する新人女優・三枝悠宇を演じるほか、水瀬いのりさん、麻倉ももさん、木村良平さんが声優として出演する。

 小野さんは「人気が急上昇しているeスポーツにフォーカスした作品ということで、すごく時代に合った作品だと思います。しかし、仲間と切磋琢磨(せっさたくま)しながら勝ち上がっていく姿は、スポーツアニメと同じ熱さを感じました」とコメント。

 雨宮さんは「正直私はeスポーツについて詳しくなかったので、この作品に触れた時、ほかのスポーツ競技に劣らないプレイヤーの熱量の高さに驚きました。eスポーツへの取り組みを通して、それぞれの取り巻く環境、家族、恋愛に対する悩みや葛藤も描かれていて、甘酸っぱかったりほろ苦かったり熱かったり温かかったり、彼らの真っ只中の青春に引き込んでくれるストーリーだと思いました!」と話している。

 瞬のお姉さん的存在・稲月望を演じる水瀬さんは「eスポーツを題材にしたオリジナル作品とお聞きした時は凄く現代的だなと思いました。しかしいただいたシナリオを読み進めると、新しさだけではなくどこか懐かしさも感じ、ゲームを通して得る感情や興奮はいつの時代も同じものなんだなと学びました。また、ゲームを通して彼らの成長、葛藤もかなりエモーショナルに表現されているのが印象的でした」とコメントを寄せている。

 兄の瞬を慕う妹・時野谷美桜役の麻倉さんは「ゲームが軸となるストーリー展開で、ゲームシーンがすごく丁寧に描かれているのが印象的でした。ゲームでつながる仲間と一緒に壁を乗り越えていく姿はまさに青春を感じます!! オリジナル作品ということで、先の読めない展開に毎回台本をいただく度に驚いていました。 作中いろいろなことが巻き起こっていくので、最後まで見逃さないでください!」と呼びかけている。

 瞬の幼なじみで同級生・仙堂暁斗を演じる木村さんは「オリジナル作品ということで、演じる側としても先の読めない展開がたくさん詰まっていて、毎週の収録が楽しかったです。どんな物語なのか、まずはキャラクターたちから知ってみていただけたらと思います」と語っている。

 同作は、母と妹との3人で暮らす高校2年生・時野谷瞬は、事故による父の死と妹のけがをきっかけに、熱中していたゲームを辞めて、eスポーツカフェ「FOX ONE」で働くが、同店が膨大な借金を抱えていることが発覚し、借金返済のため「ザクセリオン・チャンピオンシップ」で優勝し、賞金獲得を目指す……というストーリー。

 ◇スタッフ(敬称略)

 原作:Team KITSUNE▽総監督:山本靖貴▽監督:加藤大志▽ストーリー原案:兀兀▽シリーズ構成:高山カツヒコ、山本靖貴▽キャラクター原案:ぶーた▽キャラクターデザイン:平山寛菜▽音楽:神前暁& MONACA▽アニメーション制作:Quad

 ◇キャスト(敬称略)

 時野谷瞬:小野賢章▽三枝悠宇:雨宮天▽稲月望:水瀬いのり▽時野谷美桜:麻倉もも▽仙堂暁斗:木村良平

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