異修羅:テレビアニメが2024年1月スタート 山寺宏一が音斬りシャルクに パッショーネ制作

「異修羅」のビジュアル(c)2023 珪素/KADOKAWA/異修羅製作委員会
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「異修羅」のビジュアル(c)2023 珪素/KADOKAWA/異修羅製作委員会

 電撃の新文芸(KADOKAWA)の人気ライトノベルが原作のテレビアニメ「異修羅」が2024年1月に放送されることが分かった。山寺宏一さんが、絶速の機動力を持つスケルトンの傭兵(ようへい)の音斬りシャルクを演じることも発表された。高橋丈夫さんが総監督、小川優樹さんが監督を務め、パッショーネが制作する。戦闘シーンなどが描かれたPV、柳の剣のソウジロウ、音斬りシャルクの戦いが描かれたビジュアルも公開された。

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 7月16日にオンラインで開催されたイベント「電撃文庫 30th 夏の祭典オンライン 2023」で発表された。

 山寺さんは「壮大な物語の中で修羅の一人を演じられることをうれしく思います。ただ、このシャルク、過去の記憶がなく、自分が何者なのかすら分からない。そして見た目は完全にがいこつ……。なんて難しい役なんだ!! この骨のある、いや骨しかないキャラクターを骨身を惜しまず演じたいと思います。皆さん、死人とも言えるシャルクの生き様にぜひご注目ください」とコメント。

 高橋総監督は「異修羅は異世界を舞台に、さまざまな種族たちによる異能の力により修羅と化した者達の卓越した驚異的な戦闘能力と、彼らの運命を操る者達や野望を抱く者たちの激烈な攻防を描いています。アニメ化にあたって原作の持つ小説特有の壮絶な戦闘描写や世界観を、映像表現として再現することにより、圧倒的な興奮と感動を皆さんにお届けすることを目指しています」と話している。

 小川監督は「全員が最強と言われるほどどのキャラクターも個性的で、お話が進んでいけばいくほどそのキャラクターたちが幾重にも交差していく物語が魅力の作品なので、その根幹を大切にしつつ作業しています。原作の魅力を映像で表現できるよう精いっぱい頑張りたいと思いますので、放送を楽しみにお待ちいただけるとうれしいです」とコメントを寄せている。

 「異修羅」は、珪素さん作、クレタさんイラストのライトノベルで、宝島社がその年に人気のあったライトノベルを発表するムック「このライトノベルがすごい!2021」の単行本・ノベルズ部門で1位に選ばれたことも話題になった。魔王が死んだ後の世界を舞台に、魔王さえも殺しうる“修羅”たちが本物の勇者という栄光を求め、戦う姿を描いている。

 ◇スタッフ(敬称略)

 総監督:高橋丈夫▽監督:小川優樹▽助監督:朝岡卓矢、浅利藤彰、間島崇寛、青柳宏宜▽シリーズ構成・脚本:猪原健太▽キャラクターデザイン:菊地洋子、高品有桂▽モンスターデザイン:反田誠二、飯島弘也▽メカデザイン:鈴木勘太▽ワールドデザイン:福島達也▽美術設定:須江信人、多田周平▽背景美術:草薙▽美術監督:小倉一男、畠山佑貴▽色彩設計:歌川律子▽撮影:サンジゲン▽撮影監督:井上麻梨▽編集:丹彩子、新沼奈美▽音楽:得田真裕▽音楽制作:KADOKAWA▽音響監督:濱野高年▽音響効果:中島勝大▽音響制作:マジックカプセル▽CGアニメーション制作:サンジゲン▽アニメーション制作:パッショーネ

 ◇キャスト(敬称略)

 柳の剣のソウジロウ:梶裕貴▽遠い鉤爪のユノ:上田麗奈▽星馳せアルス:福山潤▽静寂なるハルゲント:大塚明夫▽警めのタレン:朴ロ美▽鵲のダカイ:保志総一朗▽夕暉の翼レグネジィ:森久保祥太郎▽晴天のカーテ:雨宮天▽世界詞のキア:悠木碧▽赤い紙箋のエレア:能登麻美子▽濫回凌轢ニヒロ:高橋李依▽音斬りシャルク:山寺宏一

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