君たちはどう生きるか:米津玄師×菅田将暉「僕たちはどう生きるか」対談 制作の裏側 宮崎駿監督と鈴木敏夫P 50年後も

「君たちはどう生きるか」で青サギの声優を務めた菅田将暉さん(左)と主題歌「地球儀」を手がけた米津玄師さん(C)2023 Studio Ghibli
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「君たちはどう生きるか」で青サギの声優を務めた菅田将暉さん(左)と主題歌「地球儀」を手がけた米津玄師さん(C)2023 Studio Ghibli

 スタジオジブリの宮崎駿監督の最新作の劇場版アニメ「君たちはどう生きるか」で、主題歌「地球儀」を手がけたシンガー・ソングライターの米津玄師さんと、青サギの声優を務めた菅田将暉さんの対談動画が、YouTubeでプレミア公開された。米津さんと菅田さんが「君たちはどう生きるか」に二人とも関わっていることが発覚した際の感動や、制作中のエピソードについて語っている。

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 米津さんと菅田さんは、2017年に楽曲「灰色と青(+菅田将暉)」で初めてタッグを組み、2017年公開の劇場版アニメ「打ち上げ花火、下から見るか?横から見るか?」、2016年公開の映画「何者」に共に参加。プライベートでも親交が深く、菅田さんが自身のラジオ番組「菅田将暉のオールナイトニッポン」で米津さんとのエピソードを披露することもあった。音楽の分野では米津さんが楽曲「まちがいさがし」を菅田さんに提供するなど友情を育んできた。

 対談は「僕たちはどう生きるか」と題して、米津さんと菅田さんから見た宮崎監督と鈴木敏夫プロデューサーの姿、幼少期に宮崎監督から受け取ってきたもの、50年後の二人について語り合っている。

 「君たちはどう生きるか」は、2013年公開の「風立ちぬ」以来、約10年ぶりとなる宮崎監督の長編アニメ。宮崎監督が原作、脚本を手掛けた。2022年12月にポスタービジュアルがお披露目されたが、あらすじ、キャスト、主題歌などが事前に明かされないまま、7月14日に公開された。

 同作は、公開4日間で興行収入が21億4000万円を突破し、宮崎監督作品としては、2001年公開の「千と千尋の神隠し」の初動4日間の興行収入を超え、2013年公開の「風立ちぬ」の150%超えとなるなど好スタートを切った。7月26日までの公開13日間で、観客動員数が261万人、興行収入が40億1000万円を突破するなど大ヒットしている。カナダで9月に開催される国際映画祭「第48回トロント国際映画祭」のオープニング作品として上映されることも話題になっている。同映画祭のオープニングでアニメが上映されるのは初めてで、邦画でも初となる。

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