ドラマ1週間：中越典子が「ブギウギ」で20年ぶり朝ドラ　唐沢寿明主演「連続ドラマW フィクサー」シーズン3が10月スタート

　1週間の主なドラマのニュースをまとめて紹介する「ドラマ1週間」。今回（8月5～11日）は、俳優の中越典子さんが、趣里さんが主演する2023年度後期のNHK連続テレビ小説（朝ドラ）「ブギウギ」で20年ぶりに朝ドラに出演する話題、唐沢寿明さん主演の「連続ドラマW フィクサー」の「Season3」が10月にスタートすることが話題になった。前後編で取り上げる。

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　唐沢さん主演でWOWOWが放送・配信する連続ドラマ「連続ドラマW フィクサー」の「Season3」が10月にスタートすることが8月6日、明らかになった。唐沢さん演じる“フィクサー”設楽拳一が、東京都知事選と大手建設会社の社長令嬢の誘拐事件という二つの出来事の裏で暗躍するストーリーになるという。3シーズンにわたる大型シリーズで、脚本は「昼顔〜平日午後3時の恋人たち〜」（フジテレビ系）などで知られる井上由美子さんが担当する。

　蒔田彩珠（あじゅ）さんが7日、NHK大阪放送局（大阪市中央区）で開かれた、21日にスタートするNHK「夜ドラ」枠（総合、月～木曜10時45分）の主演ドラマ「わたしの一番最悪なともだち」の会見に出席。この日、21歳の誕生日を迎えた蒔田さんは、「昨日ちょうど大阪で観光していて、いろいろ買いました」と“自分へのご褒美”に鞄などを購入したことを明かした。ドラマは、「就活生日記」（NHK）などを手がけた脚本家、兵藤るりさんのオリジナル作。会見には高石あかりさんも出席した。

　中越さんが、趣里さんが主演す秋スタートのNHK連続テレビ小説（朝ドラ）「ブギウギ」に出演することが8日、分かった。中越さんは2003年の朝ドラ「こころ」でヒロインを務めており、「20年ぶりの朝ドラのお話をいただき、本当にうれしかったです。2003年に、私がヒロインを演じさせていただいたころの懐かしさや、演技を始めたときの原点へ帰るような、万感の思いで現場に入らせていただきました」とコメントしている。

　今回発表されたのは、趣里さんが演じる花田鈴子の実家の銭湯「はな湯」と、鈴子の出生地・香川の登場人物。鈴子の少女時代を、オーディションで選出された澤井梨丘さんが演じることも発表された。ほかに、本上まなみさん、石倉三郎さん、三林京子さんも出演する。

　出口夏希さんと櫻井海音さんがダブル主演する「連続ドラマＷ-30　アオハライドSeason1」の出演者が8日、新たに発表された。堀内敬子さん、野間口徹さん、工藤美桜さん、神保悟志さん、板尾創路さん、渡邊圭祐さん、比嘉愛未さんが加わり、オールキャストが出そろった。

　原作は、咲坂伊緒さんが2011～2015年に少女マンガ誌「別冊マーガレット」（集英社）で連載した恋愛マンガ。2014年には映画化もされ、テレビアニメ化もされた。併せて主題歌も発表され「足立佳奈 feat.竹内唯人」の新曲「この雨がやんだら」が選ばれた。足立さんは「この曲は『好き』を素直に言えない2人に、急な雨が降ってくるシーンから始まります。この雨がやんだら、素直に『好き』という思いを伝えられるかもしれない。そんな可能性を主人公の目線になり考えて制作しました」と語った。