1週間のアニメのニュースをまとめて紹介する「アニメ1週間」。8月20～26日は、「ガンダム」シリーズの企画「MSV-R」が再始動したニュースや「メガホビEXPO2023 It’s SHOW TIME！！」が開催された話題などが注目された。

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　8月21日、俳優の寺田心さんが、劇場版アニメ「屋根裏のラジャー」（百瀬義行監督、12月15日公開）で、主人公の少年・ラジャーの声優を務めることが分かった。寺田さんは、洋画の日本語吹き替えを担当したことはあるが、劇場版アニメの声優を務めるのは初めて。

　21日、「週刊少年ジャンプ」（集英社）で連載中の戸塚慶文さんのマンガが原作のテレビアニメ「アンデッドアンラック」が、MBS・TBS系の深夜アニメ枠「スーパーアニメイズム」で10月6日から連続2クールで放送されることが分かった。追加キャストも発表され、ジーナ役の悠木碧さん、ジュイス役の伊瀬茉莉也さん、ビリー役の小山力也さん、タチアナ役の釘宮理恵さん、トップ役の岡本信彦さん、ニコ役の遊佐浩二さんが出演することが分かった。杉田智和さんが、物語の重要なアイテムである古代遺物（アーティファクト）・アポカリプスを演じる。

　22日、ゲームやアニメなどが人気の「ウマ娘 プリティーダービー」のテレビアニメ第3期「ウマ娘 プリティーダービ― Season 3」が10月4日からTOKYO MXほかで順次放送されることが分かった。

　23日、故・今敏（こん・さとし）監督の劇場版アニメ「パーフェクトブルー」の公開25周年を記念して、4Kリマスター版が9月15日から新宿ピカデリー（東京都新宿区）など44館で順次上映されることが分かった。

　24日、堀貴秀監督がほぼ一人で作り始め、約7年かけて制作したことも話題になったストップモーションアニメ「JUNK HEAD」の続編「JUNK WORLD」が制作され、2025年に公開されることが分かった。「JUNK HEAD」の前日譚（たん）のとなる。

　24日発売のマンガ誌「週刊少年チャンピオン」（秋田書店）39号で、板垣恵介さんの人気格闘マンガ「バキ」シリーズの最新作「刃牙（バキ）らへん」が連載を開始した。最新作のキャッチコピーは、「“道”を歩み進みし先にある強さがここらへんにッッ！！」。

　25日、アニメソングの大型ライブイベント「Animelo Summer Live（アニサマ） 2023 -AXEL-」が8月25日、さいたまスーパーアリーナ（さいたま市中央区）が開幕した。アニサマは、2005年にスタートし、今年で18回目を迎えるアニソンの祭典。18回目となる今回は、2019年以来、約4年ぶりに観客の“声出し”が解禁された。25～27日の3日間にわたって開催され、総勢62組のアーティストが登場する。

　25日、小説投稿サイト「小説家になろう」から生まれた日向夏さんのライトノベルが原作のテレビアニメ「薬屋のひとりごと」が、日本テレビ系で10月21日深夜から2クールにわたって放送されることが分かった。初回は深夜1時5分にスタートし、第1～3話が一挙放送される。

　25日発売のマンガ誌「月刊ガンダムエース」（KADOKAWA）10月号で、人気アニメ「ガンダム」シリーズの企画「MSV-R」が再始動した。「MSV-R SEASON2／U.C.0079-0091」と題して「機動戦士ガンダム MSV-R ジョニー・ライデンの帰還」の原点「MSV-R」が完全新規機体を引っ提げ、新連載がスタートした。同号では「メカニックデザイナー大河原邦男」「これが最後の新連載」と紹介された。

　26日、メガハウスのフィギュアなどの展示会「メガホビEXPO2023 It’s SHOW TIME！！」が秋葉原UDX（東京都千代田区）のAKIBA_SQUAREで開催された。「聖戦士ダンバイン」「蒼き流星SPTレイズナー」「超時空世紀オーガス」などの懐かしのロボットアニメの新作フィギュアが発表された。

　26日、2011年にテレビアニメ「ギルティクラウン」から生まれた音楽ユニット「EGOIST」が活動を終了することが明らかになった。9月23日にグランキューブ大阪（大阪市北区）、10月9日にパシフィコ横浜・国立大ホール（横浜市西区）でラストライブを開催し、約12年の活動に幕を下ろす。