キングダム 運命の炎:吉川晃司、小栗旬がシークレットキャストだった! 佐久間由衣も 「馬陽の戦い」の重要な登場人物ついに解禁

「キングダム 運命の炎」のメインカット (C)原泰久/集英社 (C)2023映画「キングダム」製作委員会
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「キングダム 運命の炎」のメインカット (C)原泰久/集英社 (C)2023映画「キングダム」製作委員会

 公開中の俳優の山崎賢人さん主演の映画「キングダム 運命の炎」(佐藤信介監督)にシークレットキャストとして吉川晃司さん、小栗旬さん、佐久間由衣さんが出演していることが8月28日、明らかになった。シリーズ史上初となる4週連続1位のヒットを記念して発表された。

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 吉川さんは。秦の陣営に突如単身で夜襲をかけてきた巨体の男で、その身に神を宿す“武神”としておそれられる、趙国の真の総大将・ホウ煖を演じた。飛信隊の前に立ちはだかる、いまだかつてない大きな壁であり、王騎とはかつて馬陽の地で戦った因縁の相手でもある最強の敵として登場する。

 小栗さんは、遠方の高台から合戦の様子を観察していた河了貂(かりょうてん、橋本環奈さん)らのところへひょうひょうとした様子で姿を現した、趙国が存在を他国に隠していた謎の男・李牧(りぼく)役。佐久間さんは、李牧と共に現れた女剣士のカイネ役で出演している。

 「キングダム 運命の炎」は、7月28日に公開されると28日間(8月24日時点)で観客動員数305万人、興行収入43億7000万円を記録。シリーズ初の4週連続1位を獲得している。

 劇場公開前に解禁された予告映像に後ろ姿やシルエットが登場しているにもかかわらず、「馬陽の戦い」の重要な登場人物のキャスティングが一切明かされていないことが話題になり、SNS上で“キャスト考察“が過熱していた。

 原作の原泰久さんは「信たちの前に立ちはだかる趙国の将、ホウ煖と李牧のキャストがいよいよ解禁となりました。“武神”とうたわれるホウ煖役の吉川晃司さんは、マンガ原作でも描いてきた最強の武人という迫力を存分に出してくださっていますし、とにかく恐ろしい。また、謎の趙将・李牧役には小栗旬さん。原作でも重要な立ち位置であり続ける李牧役を小栗さんに演じていただいて本当にうれしく思っております。劇中でも圧倒的な存在感でした! 映画『キングダム』シリーズに満を持してご出演いただいた大物俳優お二人の登場で、『運命の炎』はさらに燃え盛っています!」とコメント。

 松橋真三プロデューサーは「キャスティングについては最大の難関でした。なにしろ、あの強すぎる王騎将軍や信たちを脅かす最強の軍団を実際に作らねばなりませんから。願いがかない、登場するだけでヒリヒリするような方々にご参加いただくことができました。原作をご存知の方はもちろん、すでに映画『運命の炎』をご覧になった方にも『そうきたか!』とうなずいてくださっただけでなく、激しい感動を覚えていただいたと思います。この豪華過ぎるキャストが一つの映画に出ていることが奇跡であり、その奇跡を起こせるのがこの『キングダム』という巨大なプロジェクトなのです」とコメントしている。

 「キングダム」は、2006年からマンガ誌「週刊ヤングジャンプ」(集英社)で連載中の原泰久さんの人気歴史マンガ。中国の春秋戦国時代を舞台に、天下の大将軍を目指す信や、後に「秦の始皇帝」となる秦王・エイ政たちの活躍を描く。実写映画は第1作が2019年に公開、続編の「キングダム2 遥かなる大地へ」は2022年に公開された。

 第3作「キングダム 運命の炎」で描かれる「馬陽の戦い」は、北方で大きな力を誇る隣国・趙が秦に突然攻め入ってきたことから、侵略を迎え撃つべく信と王騎が初めて同じ戦場に立つという展開。第3作で同じく描かれる「紫夏編」は、政の知られざる過去を描いた話で、いずれも作品を代表する人気エピソードとして知られている。

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