大和田獏:妻・岡江久美子さんが亡くなって3年 「思わない日はない」最愛の妻への思いを初告白 「徹子の部屋」で

「徹子の部屋」に出演した大和田獏さん=テレビ朝日提供
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「徹子の部屋」に出演した大和田獏さん=テレビ朝日提供

 俳優の大和田獏さんが、9月4日放送の黒柳徹子さんの長寿トーク番組「徹子の部屋」(テレビ朝日系)に出演。2020年4月に新型コロナウイルスによる肺炎のため、63歳で亡くなった、妻で俳優の岡江久美子さんへの思いを初告白した。

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 黒柳さんが「(岡江さんは)元気な方でしたもんね」と話を振ると、大和田さんは「そうですね。明るいのが取りえというか。太陽みたいな人でしたからね」と返答。「3年半近くたっちゃったんですけど、まだ納得いっていないというか。突然でしたからね」と続けた。

 岡江さんが亡くなってから、大和田さんが岡江さんについてテレビで話すのは今回が初めてだという。大和田さんは「なかなか話す気持ちになれないっていうのが正直なところで。徹子さんの前なら話せるかなということで、今日は寄せていただきました」と明かした。

 黒柳さんが「あなたがお骨を持ってテレビに映って、『ここでしか会えなかったんだよ』っておっしゃってたのを見て、本当になんてひどいことなんだろうって思いましたけど」と話すと、大和田さんは「深い穴がポンと開いてしまったような感じなんですけれども。それはどうやっても埋めようがないなっていうふうに今は思ってまして」と吐露。

 岡江さんが亡くなってからの1年のことは「本当によく覚えてないんです」と大和田さん。「自分がどんな気持ちでどんなふうに乗り越えようとしたのかみたいなのは。ただやっぱり、支えになってくれたのは、娘、孫はじめ家族、それから友人」と語った。

 岡江さんの友人たちが大和田さんのことを気にかけてくれたことで、改めて「こんなにあの人(岡江さん)は愛されてたんだな」と感じたといい、「その分僕も頑張らなきゃいけないなと。皆さんに心配をかけちゃいけないと思って、なんとか乗り越えてこれたかなっていう気はしています」と振り返った。

 大和田さんは「毎日暮らしていて(岡江さんのことを)思わない日はないんですよ。一緒に暮らしていた家ですから、至る所に思い出があるので。むしろそうやって思い出すことが供養かなと思って。朝起きてから寝るときまで、おはようからお休みまで思い出そうって」とコメント。

 「あの人(岡江さん)はいつまでも若かったですけどね、年の割には若く見えて。一つ残念なのは、あの人のもっと老けたおばあちゃんを見たかった。それだけは悔やまれますけどね」としみじみ語っていた。

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