PLUTO:古川登志夫がお茶の水博士に 天馬博士は津田英三 アニメ追加キャストに朴ロ美、羽佐間道夫、山路和弘、田中秀幸、堀内賢雄も

「PLUTO」の出演者
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「PLUTO」の出演者

 浦沢直樹さんのマンガが原作のアニメ「PLUTO」に声優として古川登志夫さん、津田英三さんが出演することが分かった。古川さんは、アトムとウランの育ての親のお茶の水博士、津田さんは、アトムを創造するも遺棄し、行方不明となっている天馬博士をそれぞれ演じる。

ウナギノボリ

 朴ロ美さんがゲジヒトの妻・ヘレナ、羽佐間道夫さんが盲目の音楽家ダンカン、山路和弘さんがペルシア共和国科学省長官で「中央アジア最高の頭脳」と呼ばれる謎の人物、アブラー博士、田中秀幸さんが歴史上初めて人を殺害したロボットであるブラウ1589、堀内賢雄さんがトラキア合衆国のアレクサンダー大統領をそれぞれ演じる。

 新たなカットも公開され、変死体の事件について警視庁の刑事らと共に犯人に迫るべく調査をするアトム、負傷しながらも何者かに向けて変形させた右手の銃器を向けるゲジヒト、ある男の不思議な力を目の当たりにするウランが描かれている。

 「PLUTO」は、浦沢さんが手塚治虫の「鉄腕アトム」の一編「地上最大のロボット」をリメークしたマンガが原作。2003~09年に「ビッグコミックオリジナル」(小学館)で連載され、「鉄腕アトム」では脇役だったロボット捜査官・ゲジヒトの視点で描いた。人とロボットが共存する社会で、世界で最も優秀なロボットが次々に暗殺される怪事件が発生し、真相を追うゲジヒトとアトムはやがて世界を破滅へと導く史上最悪の憎しみの存在に気付く……というストーリー。コミックスは全8巻が発売されており、全世界累計発行部数は1000万部以上。

 アニメは、真木太郎さん、丸山正雄さんがエグゼクティブプロデューサーを務める。ジェンコが制作をプロデュースし、丸山さんが創設したスタジオM2が制作する。「紅の豚」「新世紀エヴァンゲリオン」などで作画監督を務めてきた河口俊夫さんが監督を務める。手塚治虫の息子の手塚眞さんが監修する。藤真秀さんが主人公でユーロポールのロボット捜査官・ゲジヒトを演じ、日笠陽子さんがゲジヒトが追うある事件に関わるロボット・アトム役、鈴木みのりさんがロボット・ウラン役として出演する。

 1話60分の全8話で、原作コミックス全8巻をアニメ化する。Netflixで10月26日から配信される。

 ◇キャスト(敬称略)

 ゲジヒト:藤真秀▽アトム:日笠陽子▽ウラン:鈴木みのり▽モンブラン:安元洋貴▽ノース2号:山寺宏一▽ブランド:木内秀信▽ヘラクレス:小山力也▽エプシロン:宮野真守▽プルートゥ:関俊彦▽お茶の水博士:古川登志夫▽天馬博士:津田英三▽ヘレナ:朴ロ美▽ダンカン:羽佐間道夫▽アブラ―博士:山路和弘▽ラウ1589:田中秀幸

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