福山雅治:上京後初めて遭遇した著名人はアントニオ猪木さん ドキュメンタリー映画でナレーション&主題歌を担当

映画「アントニオ猪木をさがして」のナレーションと主題歌を担当した福山雅治さん
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映画「アントニオ猪木をさがして」のナレーションと主題歌を担当した福山雅治さん

 昨年10月に死去したアントニオ猪木さんのドキュメンタリー映画「アントニオ猪木をさがして」(10月6日公開)のナレーションを、歌手で俳優の福山雅治さんが担当していることが9月13日、明らかになった。猪木さんの入場テーマ曲「炎のファイター」を、福山さんが新たにプロデュースした「炎のファイター~Carry on the fighting sprit~」が、主題歌として映画に使用されていることも併せて発表された。

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 福山さんは昭和の時代からプロレスファン。故郷・長崎から上京し、ピザ屋でアルバイトをしながら自身の夢をかなえるために日々を過ごしていた頃、初めて遭遇した著名人が猪木さんで、今回の映画には、猪木さんと福山さんが一緒に写る、アルバイト先で撮影された記念写真も登場する。

 福山さんは「この度、映画『アントニオ猪木をさがして』のナレーションおよび主題歌のオファーをいただいたことは、30年以上にわたる僕の活動の中でも、とても大きな驚きであり大きな喜びでした」と明かす。

 福山さんにとって猪木さんは「物心ついた頃から現在そして未来に至るまで、いつの時代においても最強のスーパーヒーロー」で、記念写真についても「僕にとって一生の宝物となっています」と語る。

 主題歌については「2023年の今『炎のファイター』という楽曲を、54歳の自分がプロデュースし演奏できるということに深い感慨を抱いております。その喜びと猪木さんへのリスペクトから、今回のレコーディングはいつも以上に気合いが入り、予定していたスケジュールを大幅に超えるほど夢中になって演奏やサウンドディレクションをしていました」と制作エピソードを披露し、「結果、心揺さぶるサウンドに仕上がったと自負しております」と自信をのぞかせた。

 また福山さんは映画を「『自身に受け継がれた闘魂の現在地、そして道行をさがす』ということと解釈しています」と話し、「プロレス、ビジネス、発明、政治。猪木さんの闘魂を源泉とした数々の表現は、これからも僕の心を焚き付け続けることでしょう」と思いを口にした。

 映画は、「馬鹿になれ」「元気ですかー!」など、猪木さんの発した言葉の数々を切り口に、“挑み続けた男・アントニオ猪木”の真の姿に迫る。ドキュメンタリーのほか。猪木さんの言葉から力をもらったファン視点で描く短編映画、貴重なアーカイブ映像やスチールで構成される。

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