北斗の拳:ハリウッド実写映画 10月1日に地上波初放送 ユリアは鷲尾いさ子 日本語吹き替え版に神谷明、古川登志夫

実写映画「映画『北斗の拳』」のビジュアル(C)武論尊・原哲夫/コアミックス 1983(C)東映ビデオ/東北新社
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実写映画「映画『北斗の拳』」のビジュアル(C)武論尊・原哲夫/コアミックス 1983(C)東映ビデオ/東北新社

 1980年代に大ヒットした武論尊さん原作、原哲夫さん作画の人気格闘マンガ「北斗の拳」のハリウッド実写映画「映画『北斗の拳』」の日本語吹き替え版が、TOKYO MXで10月1日午後7時から放送されることが分かった。同作が地上波で放送されるのは初めて。「北斗の拳」の連載開始40周年を記念して放送されることになった。

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 「映画『北斗の拳』」は、破壊と殺りくを繰り返すシンとケンシロウの対決を描いたコミックス第1巻をベースに、映画「ウィッシュマスター」シリーズのピーター・アトキンスさん、「ヘルレイザー2」のトニー・ランデルさんが共同で脚色し、ハリウッドで製作された。ランデルさんが監督も務めた。ゲイリー・ダニエルズさんがケンシロウ、コステス・マンデロアさんがシン、鷲尾いさ子さんがヒロイン・ユリアをそれぞれ演じた。日本語吹き替え版は、テレビアニメ版と同じく神谷明さんがケンシロウ、古川登志夫さんがシンを演じた。1995年公開。

 「北斗の拳」は、「週刊少年ジャンプ」(集英社)で1983~88年に連載された人気マンガ。暴力が支配する核戦争後の世界を舞台に、伝説の暗殺拳・北斗神拳の伝承者ケンシロウが、兄でもあるラオウら強敵たちと拳を交え、成長していく姿が描かれた。1984年にテレビアニメ化され、最高視聴率23.4%を記録した。「おまえはもう死んでいる」などの名言で社会的ブームとなった。劇場版アニメ、OVA(オリジナル・ビデオ・アニメ)も制作された。ミュージカル化されたことも話題になった。コミックスの累計発行部数は1億部以上。

 40周年を記念して、完全新作アニメ「北斗の拳 -FIST OF THE NORTH STAR-」が制作されることも話題になっている。

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