ONE PIECE FILM RED：「ウタ誕生祭2023」に“ウタ”名塚佳織と“ゴードン”津田健次郎　アンコール上映に「皆さんのおかげ」

　尾田栄一郎さんの人気マンガ「ONE PIECE（ワンピース）」の劇場版アニメ「ONE PIECE FILM RED」（谷口悟朗監督）のイベント「ウタ誕生祭2023」が10月1日、丸の内TOEI（東京都中央区）で開催され、ウタ役の名塚佳織さん、ゴードン役の津田健次郎さんが登場した。2022年8月に公開された同作は、10月20日から1カ月限定でアンコール上映されることが発表されており、アンコール上映に先駆けて、イベントが開催された。

ウナギノボリ

「光る君へ」より昔！　最も古い時代の大河ドラマは？　1976年「風と雲と虹と」のあらすじ

　名塚さんは、アンコール上映について「びっくりですね。収録は1年半前ですが、まさかこうなるとは思ってませんでしたし、いつも応援してくださっている皆さんのおかげでアンコール上映が実現したと思います。本当にありがとうございます！」と感謝し、津田さんは「とにかく公開してからの初速がすごかったですよね。昨年連載25周年を迎えて、そこからさらに多方面で盛り上がるのは、さすが『ONE PIECE』だなと思いました」と語った。

　「同作の収録やイベントの思い出」が話題になると、名塚さんは「本当に一年の出来事かと思うくらいいろいろやらせてもらいました（笑い）。当時は必死でその場のことに集中していたんですけれど、今思えば一秒一秒が楽しかったなと、一言でこれって決めきれないですね」と語り、津田さんは「武道館イベントがめちゃめちゃ楽しかったですね！　控室でも麦わらの一味演じる先輩方がずっときゃっきゃしてて、先輩たちが一番子供だったんじゃないかと思うくらい（笑い）。ずっとあのような雰囲気でやられているんだなと伝わってきました」と振り返った。

　最後に、津田さんは「本日会場、配信でご覧の皆様ありがとうございました！　ここから本作がさらに盛り上がればいいなと思いますので応援よろしくお願いします！」と語り、名塚さんは「こうして本日皆さんとお会いできてうれしいです！　10月20日からのアンコール上映と実施される応援上映、皆さんには最後の最後まで楽しんでいただけるとうれしいです。私も皆さんと一緒にウタを応援したいと思っています。本日は誠にありがとうございました！」と呼びかけた。
　イベントでは、フジテレビ系の土曜プレミアム枠で10月14日に「ONE PIECE FILM STRONG WORLD」、同21日に「ONE PIECE FILM Z」が放送されることも発表された。

　「ONE PIECE FILM RED」は、世界中が熱狂する歌姫・ウタがライブで初めて公の前に姿を現すことになる。素性を隠したまま発信するウタの歌声は“別次元”と評されるほどで、歌声を楽しみにしているルフィ率いる麦わらの一味、海賊、海軍と世界中のファンが会場を埋め尽くす。そんな中、ウタがシャンクスの娘であると発覚する。名塚さんがウタの声優を務め、歌手のAdoさんがウタの歌唱を担当した。2022年8月6日から今年1月29日まで177日間にわたりロングラン上映され、国内興行収入が約197億円、全世界興行収入が約319億円を記録するなど大ヒットした。