16bitセンセーション ANOTHER LAYER:堀江由衣、川澄綾子「To Heart」でパジャマ取材!? 先行上映会に懐かしのPC-98も

「16bitセンセーション ANOTHER LAYER」の先行上映会「~いざ、16bitの時代へ~」の様子(c)若木民喜/みつみ美里・甘露樹(アクアプラス)/16bitセンセーションAL PROJECT
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「16bitセンセーション ANOTHER LAYER」の先行上映会「~いざ、16bitの時代へ~」の様子(c)若木民喜/みつみ美里・甘露樹(アクアプラス)/16bitセンセーションAL PROJECT

 ゲームクリエーターのみつみ美里さん、イラストレーターの甘露樹さん、マンガ家の若木民喜さんによる同人誌が原作のテレビアニメ「16bitセンセーション ANOTHER LAYER」の先行上映会「~いざ、16bitの時代へ~」が10月1日、新宿バルト9(東京都新宿区)で開催された。アニメでは、美少女、美少女ゲームが大好きな秋里コノハが、現代から美少女ゲーム黎明(れいめい)期の1990年代にタイムリープし、ゲーム会社で奮闘する姿を描く。美少女ゲームの名作「To Heart」で共演経験のある上原メイ子役の堀江由衣さん、下田かおり役の川澄綾子さんは当時、パジャマを着て取材を受けたことなどを振り返りながら、「16bitセンセーション ANOTHER LAYER」について語った。

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 同作は、2019年に開催された同人誌即売会「コミックマーケット(コミケ)96」で頒布された同人誌。アニメは、オリジナルの主人公の秋里コノハが登場する。イベントには、秋里コノハ役の古賀葵さん、六田守役の阿部敦さんも登壇し、ステージに懐かしのNECのパソコンPC-9801VMが登場した。

 堀江さんは「16bitセンセーション ANOTHER LAYER」について「お話がものすごく面白いと思いました。その上で、当時のゲームの作り方などが描かれていて、私たちもそこまでは分かっていなかったので、こうやって作っているものだったんだと知ることができて、二重に面白かったです」と語り、川澄さんは「私たちは美少女ゲームがコンシューマー化したり、アニメ化するところから関わることになったので、その前の段階のことを知れて、さらに当時の現場の大変さなどが分かってよかったです」と話した。

 川澄さんは「この時代を知っている人には懐かしく、また若い世代にも新鮮に楽しんでいただける作品だと思います。皆さんが知っているタイトルがたくさん出てくるので、ゲームをプレーしていた当時を思い出していただきながら、その裏で頑張ってゲームを作っていた制作現場のことにも思いをはせることができる作品なので、楽しんでいただきたいです」と語った。

 堀江さんは「こんなに大きいPC-98を使ってゲームを作っていた時代があって、そこからいろいろな作品が影響をしあいながら生まれ、この『16bitセンセーション』のような作品が生まれたんだなぁ、時代ってつながっていくんだなと感じさせてくれました。ぜひこの続きをテレビで見ていただけたらうれしいです」と呼びかけた。

 阿部さんは「SF色も強いんですけど、ザ・ものづくりの作品という感じがするし、この先もそれが濃くなっていくと思います。まだ出てきていないキャラクターがどんなキャラなのかも、この先分かってくるので、ぜひこの続きもチェックしてください」と話した。

 古賀さんは「コノハの好きなものを追いかける気持ちが強く、その熱量がぶつかり合っている作品になっていると思います。好きなものに一生懸命な女の子の姿を見てほしいし、自分と重ね合わせたりして、一話一話楽しんでいただけたらうれしいです」と呼びかけた。

 アニメは10月4日からTOKYO MXほかで放送される。

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