テレビアニメ化もされた美水かがみさんのマンガ「らき☆すた」の連載開始20周年を記念して初のフィルムコンサート「原作20周年記念『らき☆すた』オーケストラコンサート ～20周年だよ、全員再集合！～」が、2024年2月4日に同作の“聖地”埼玉県久喜市の久喜総合文化会館 大ホールで開催されることが分かった。小神あきら役の今野宏美さん、白石みのる役の白石稔さんが司会を務め、作曲家の神前暁さんがゲストとして登場する。

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　今野さんは「『らき☆すた』の原作創刊20周年を生演奏オーケストラでお祝い！　しかも一日限りのフィルムコンサート！　そんな素晴らしい一日に参加できるのがとても幸せです！　ファンの皆さんと一緒にお祝いができたらさらにしあわせです！　『らき☆すた』の記念すべき一日を一緒に過ごしませんか？」とコメント。

　白石さんは「最初に話を聞いた時、え？　『らき☆すた』でフィルムコンサートやるの！？という驚きと、連載が20周年を迎えるという喜びとが相まって、不思議な気持ちになりました（笑い）。しかし思い返してみると、本当になんでもアリなのが『らき☆すた』の魅力なので、きっと素晴らしいコンサートになると思います！　皆様にまた、『らき☆すた』の世界を楽しんでいただけたら幸いです」と話している。

　神前さんは「『らき☆すた』20周年コンサート開催決定おめでとうございます！　熱心なファンと聖地に愛され続けている『らき☆すた』がついに20周年を迎えます。一体どんなイベントになるのか……私も今から大変楽しみです。一日限りのスペシャルなコンサート、ぜひ皆さん楽しく盛り上がって一緒にお祝いしましょう！」とコメントを寄せている。

　同作の音楽プロデューサーの斎藤滋さんは「『らき☆すた』のコンサート。武道館でやった以来ですね。時代を経て愛される作品だからこそ今またコンサート企画が成立するわけです。さすがは『らき☆すた』。今回は劇伴（サントラ）がたくさん演奏されます。劇伴の名称は僕が付けたんですが、『らき☆すた』はちょっと悪ふざけしたり、悪ノリで突っ走ったりするものだ、という信念の元で付けました。ほかの作品だったら許されないであろう悪ふざけばかりしてました。そうです。『らき☆すた』は悪ノリすべきなのです。だから今回のコンサートも悪ノリしています。え？それやるの？みたいなことが演目にあります。普通のコンサートだったら提案しないようなことを盛り込んでいます。大人の悪ふざけを楽しみにしていただけたら幸いです」と呼びかけている。

　「らき☆すた」は、オタク女子の泉こなたと仲間たちの学園生活を描い4コママンガ。テレビアニメが2007年4～9月に放送された。