薬屋のひとりごと
第33話 先帝
3月7日(金)放送分
マンガ誌「月刊デザート」(講談社)で連載中の森下suuさんの恋愛マンガが原作のテレビアニメ「ゆびさきと恋々」の追加キャストが発表され、大塚剛央さん、逢坂良太さん、本渡楓さんが出演することが分かった。同作は、聴覚障がいのある女子大生・糸瀬雪と世界を旅する大学の先輩・波岐逸臣のラブストーリーで、大塚さんは雪の幼なじみの芦沖桜志(あしおき・おうし)、逢坂さんは逸臣のいとこの波岐京弥(なぎ・きょうや)、本渡さんは雪の友人・藤白りんをそれぞれ演じる。
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大塚さんは、作品の印象について「この作品の中で紡がれる言葉たち、築かれていく人間関係が、どれも温かくて切なくて、心をつかまれます。時間、距離、もどかしさ、優しい気持ち。『ゆびさきと恋々』だからこそ感じられる空気が、たくさんの方の琴線に触れるのではないかと思います」とコメント。演じる桜志については「元々原作を読んだ時から桜志が大好きでした。そして、演じるにあたって彼のことを深く考えて知れば知るほど、もっといとしくなっていきます。桜志の生きて、見て、感じてきたものを届けられるよう、愛をもって演じさせていただきます」と話している。
逸臣のいとこでカフェバー店長の波岐京弥を演じる逢坂さんは「今まで演じたことがない役でしたので、正直自分に表現しきれるのか第1話の収録はまるで新人かのように緊張しました。テストで皆さんの演技を聞きながら演じましたが、音響監督さんから、表面はものすごく穏やかで優しいけれども、どこか壁を感じる感じで演じてほしいと言われ、ものすごく悩みながら手探りで京弥を作っていきました。なので、自分の新しい挑戦も含めて皆さんに見届けていただければと思います」と意気込みを語っている。
京弥に思いを寄せる藤白りんを演じる本渡さんは「りんは雪の友人で、誰とでも分け隔てなく接する女の子です。彼女は溌剌(はつらつ)としていて優しいのですが、演じるにあたってその優しさの表現に意識を向けました。りんは特別に気を遣って雪に優しくしているわけではなく、一友人として、親友として雪と仲良く過ごしているので、優しさの見え方とバランスが大切なキャラクターだと思います。といっても彼女もまだ大学生で、ドキドキしたりアワアワしたり。本当に表情豊かで愛らしい子です!」とコメントを寄せている。
雪と逸臣の出会いを描いた第1弾PVもYouTubeで公開された。電車の中で出会った逸臣に徐々にひかれていき、初めての感情に戸惑う雪の姿や、雪の世界にぐいぐい入り込んでいく逸臣が描かれている。りん、桜志、京弥も登場した。
「ゆびさきと恋々」は、「月刊デザート」で2019年に連載を開始した。女子大生の雪は、ある日、困っているところを同じ大学の先輩・逸臣に助けてもらったことをきっかけに逸臣にひかれていく……というストーリー。コミックスの累計発行部数は360万部以上。
アニメは、村野佑太さんが監督を務め、亜細亜堂が制作する。諸星すみれさんが雪、宮崎遊さんが逸臣をそれぞれ演じる。2024年1月からTOKYO MX、MBS、BS日テレで放送される。
糸瀬雪:諸星すみれ▽波岐逸臣:宮崎遊▽芦沖桜志:大塚剛央▽波岐京弥:逢坂良太▽藤白りん:本渡楓
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