ダンまち：7年ぶりアニメリアルイベント　第5期制作決定に松岡禎丞、水瀬いのり歓喜

　GA文庫（SBクリエイティブ）の人気ライトノベル「ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうか（ダンまち）」の10周年記念10大プロジェクト第10弾としてイベント「『ダンまち』ファン感謝イベント『聖火祭（ウェスタ・パーティ） in 竈火の館』」が11月4日、ニューピアホール　(東京都港区）で開催された。「ダンまち」のアニメのリアルイベントが開催されるのは約7年ぶりで、ベル・クラネル役の松岡禎丞さん、ヘスティア役の水瀬いのりさんらが、長く続いてきた同作への思いを語った。

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　昼、夜の2部制で、夜の部ではアニメ第5期となる「ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうかV」が制作されることが発表された。スクリーンにティザービジュアルと特報が映し出されると、ファンから大きな歓声が上がり、松岡さんや水瀬さんら声優陣も喜んだ。

　イベントには、リュー・リオン役の早見沙織さん、ヤマト・命役に赤崎千夏さん、サンジョウノ・春姫役の千菅春香さん、アイシャ・ベルカ役の渡辺明乃さん、アニメのオープニングテーマやエンディングテーマなどを担当してきたバンド「sajou no hana」のボーカルのsanaさんも登壇。

　声優陣が第1～4期を振り返るコーナーでは、松岡さんは印象的だったシーンとして、第3期の第12話のベルとアステリオスの戦いを挙げ、全力で臨んだという収録について語った。

　「モンスターを倒してヘスティア様を救出せよ」というミッションでは、声優陣が絵で伝言ゲームに挑戦。早見さんが描いた斬新なイラストが、共演者や観客をザワつかせた。

　豪華声優陣が朗読劇も披露。原作者の大森藤ノさんの原案、監修による朗読劇で、パロディーなどを含めたハチャメチャな内容となった。

　「ダンまち」は、大きな地下迷宮がある巨大都市を舞台に、少年ベルらが冒険する姿を描いている。シリーズ累計発行部数は1500万部以上。テレビアニメ第1期が2015年4～6月に放送され、女神・ヘスティアの衣装のリボンがネットを中心に“例のひも”などと呼ばれ、話題になった。テレビアニメ第2期が2019年7～9月、第3期が2020年10～12月、第4期の「新章 迷宮篇」が2022年7～10月、「深章 厄災篇」が2023年1～3月に放送された。外伝「ソード・オラトリア」もテレビアニメ化され、2017年4～7月に放送された。