THE NEW GATE：“なろう系”ラノベが2024年テレビアニメ化　小野賢章が最強プレーヤーに　ヒロインに瀬戸麻沙美、本渡楓

　小説投稿サイト「小説家になろう」などで人気の風波しのぎさんのライトノベル「THE NEW GATE」が、2024年にテレビアニメ化されることが分かった。オンラインゲームが舞台のファンタジーで、声優の小野賢章さんが最強プレーヤー・シンを演じることも発表された。2人のヒロインのキャストも発表され、瀬戸麻沙美さんがシンの帰還を待ち続けるサポートキャラのシュニー・ライザー、本渡楓さんが500年後の世界でシンが出会うエルフのティエラ・ルーセントをそれぞれ演じることが分かった。

ウナギノボリ

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　「THE NEW GATE」は、オンラインゲーム「THE NEW GATE」を舞台に、最強のプレーヤーである青年シンが新たな伝説を創り上げるファンタジー。シンは、最大の敵＜オリジン＞を撃破し、とらわれていた人々の解放に成功するが、突如新たな扉が開き、ゲームクリアから500年後の「THE NEW GATE」の世界が現われる……という展開。アルファポリスから書籍が刊行されている。コミカライズも人気を集めており、シリーズ累計発行部数は約250万部。

　アニメは中津環さんが監督を務め、内田裕基さんがシリーズ構成、嵩本樹さんがキャラクターデザイン、斎木達彦さん、森悠也さん、土田美咲さん、田中津久美さんが音楽を担当する。横浜アニメーションラボ、クラウドハーツが制作する。

　小野さんは「現実世界に帰るためにゲームクリアを目指していたところから物語は始まっていくのですが、クリアしたら今度はなんとそのゲーム世界の500年後に飛ばされてしまったという設定に、ものすごく興味をひかれました。なぜ現実世界に戻れないのか？　そしてなぜ500年後なのか？　気になりポイントが多すぎます！　そして僕の演じるシンですが、とにかく最強！な上に、それにおごらず誰にでも手を差し伸べる優しさを持っているところに魅力を感じます。放送をお楽しみに！」とコメントを寄せている。

　瀬戸さんは「シンには何かある！と感じさせられています。500年の時を越え、ゲームだったはずの世界とそっくりな現実味のある世界に飛ばされますが、その理由はなんなのか……。かつての仲間たちと再会していく中で少しずつひもとけていくのかどうか、気になります。シュニーは戦闘力も高く、美しくしたたかな存在という印象で、忠誠心が高く品のある立ち回りをするところに魅力を感じました。みんなのためにお料理をしたり、見守る姿や目線がとても優しいので、そんな彼女の魅力を声にのせていけたらと思っています」と話している。

　本渡さんは「オンラインゲーム『THE NEW GATE』を舞台とする今作は、ゲーム世界でのシンの立ち位置や、現実世界との違いにワクワクする箇所がたくさんあり、アフレコが楽しいです。ティエラはゲーム世界の住人で、よろずや『月の祠』の店番をするエルフです。常識的でしっかりものですが、とある悩みを抱えています。そんな彼女はシンと出会ってどうなるのか。主人公シンも心優しいすてきな方ですので、皆様放送を楽しみにしていてくださいね！　よろしくお願いいたします」と語っている。

　◇スタッフ（敬称略）

　監督：中津環▽シリーズ構成：内田裕基▽キャラクターデザイン：嵩本樹▽音楽：斎木達彦、森悠也、土田美咲、田中津久美▽アニメーション制作：横浜アニメーションラボ＆クラウドハーツ

　◇キャスト（敬称略）

　シン：小野賢章▽シュニー・ライザー：瀬戸麻沙美▽ティエラ・ルーセント：本渡楓