山本舞香:アクションへの熱い思い ファンの期待も背負って「自分でできる範囲はやりたい」

連続ドラマ「今日からヒットマン」に出演中の山本舞香さん
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連続ドラマ「今日からヒットマン」に出演中の山本舞香さん

 連続ドラマ「今日からヒットマン」(テレビ朝日系、金曜午後11時15分※一部地域を除く)で、ヒロインのちなつを演じている山本舞香さん。ヒットマンの相棒役でアクションに挑戦している。今作の役作りを聞くと、アクションへの熱い思いがうかがえた。

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 ◇「こんなナイスボディーじゃないけど大丈夫ですか」

 ドラマは2005~15年に「週刊漫画ゴラク」(日本文芸社)で連載された、むとうひろしさんの同名マンガを、相葉雅紀さん主演で実写化。ひょんなことから伝説の殺し屋・二丁(滝藤賢一さん)の名を継ぐことになった平凡なサラリーマン・稲葉十吉(相葉さん)が、愛する家族を守るため、ヒットマンとの二重生活を送るアクション・コメディーだ。

 「マンガのちなつは、わりと過激な服装なんですよね(笑い)。オファーをいただいた際、プロデューサーさんには『私、こんなナイスボディーじゃないけど大丈夫ですか』と確認しました」と笑う山本さん。「原作までとはいかないけど、攻めている衣装にはなっていると思います。可愛い衣装になっているので見どころです」と、ちなつのファッションをアピールする。

 十吉の相棒になりたい、ちなつ。役作りについて「十吉と出会って十吉のことを知っていき、相棒を組んでほしいとお願いするちなつが可愛らしいと思いました。そういう可愛らしい部分を出していけたらという思いで、相葉さんとの芝居の掛け合いを踏まえつつ作り上げています」と説明。「アクションのキリッとした部分と、十吉とのシーンでふざける部分、カッコよさと可愛らしさのメリハリを意識しています」と語る。

 座長の相葉さんについては「あまり口数が多い方ではなく、いい意味で必要以上に気を使わなくていい方なのかなという印象です。一緒にいて自然体でいられます」と言い、「“見守るタイプ”の座長と言いますか。自ら動くというよりはみんなを見守っていて、何かあれば出てきてくれるような座長です」と述べた。

 ◇ハリウッド俳優のアクションに憧れ

 「アクション映画を見るのが好きです。ハリウッドの俳優は自らアクションをやる方が多く、それを見てカッコいいなと思います。私も自分でできる範囲のアクションは、やってみたいという思いは常にあります」という山本さん。今作でもアクション撮影を楽しみにしていたといい、「スタントに頼ることなく、できるだけ自分でこなしていきたい」と準備を重ねてきたという。

 アクションシーンについては「何事にも動じないプロな感じを出すため、普段のちなつとのメリハリをしっかりつけることを心掛けています」と述べた。

 小中学校の9年間、空手に打ち込み、黒帯(初段)の腕前だ。運動神経は良く、ファンからも「アクション楽しみにしています」という声が届くことも多いという。「期待してくださっているファンのために、今作では絶対やりたかったという思いもありました」と声を弾ませる。

 今後のアクションへの意欲を聞くと、「もっといろいろなアクションに挑戦してみたいし、自分でやれるところはやりたい。いただいた役で全力を尽くしたいです」と返ってきた。(取材・文・撮影:遠藤政樹)

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