機動戦士ガンダムSEED FREEDOM:福岡の実物大νガンダム立像で冬季限定ライトアップ 点灯式で保志総一朗、鈴村健一が新作を語る

νガンダムの実物大立像の冬季限定ライトアップの点灯式の様子(c)創通・サンライズ
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νガンダムの実物大立像の冬季限定ライトアップの点灯式の様子(c)創通・サンライズ

 三井ショッピングパーク ららぽーと福岡(福岡市博多区)に設置されている人気アニメ「ガンダム」シリーズのνガンダムの実物大立像「RX-93ffνガンダム」で12月2日、冬季限定ライトアップがスタートした。2024年1月26日に公開される劇場版アニメ「機動戦士ガンダムSEED FREEDOM」をモチーフとしたライトアップで、2024年2月18日まで実施される。12月2日には点灯式が開催され、キラ・ヤマト役の保志総一朗さん、シン・アスカ役の鈴村健一さんが登場した。

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 保志さんは「機動戦士ガンダムSEED」シリーズの魅力を「ガンダムの良さを踏襲しつつ、新たなエンターテインメントとしてどの世代にも楽しめるガンダムが『ガンダムSEED』シリーズかなと思っているので、キラに感情移入してキラと共に成長して『ガンダムSEED』の世界を味わってほしい」と語り、鈴村さんは「どれか一つの作品だけじゃなく、全部見てください!」と呼びかけた。 

 「機動戦士ガンダムSEED FREEDOM」の第4弾PVも映し出され、保志さんは「これまで『ガンダムSEED』や『DESTINY』のせりふはいっぱいやってきましたが、2年後という設定でのキラの新たなせりふが、めちゃくちゃうれしかったです。どんな名ぜりふが生まれるか楽しみにしていてください」と話し、鈴村さんは「19年ぶりですけど思ったよりもスムーズに録(と)れたなっていうイメージでした。先輩でもある子安さん(ムウ・ラ・フラガ役の子安武人さん)に『当時のままだね」と褒めてもらえたのがすごいうれしかった」と明かした。

 νガンダムの実物大立像を見て、保志さんは「足下からだといまだに顔が見えない」とその大きさに驚いた様子。鈴村さんは「北九州に住んでおりましたので、ふるさとともいえる福岡に来ることができてうれしいですし、シン・アスカ役としてここに来れていることがとっても意味のあることだと思っています」と喜んだ。

 「機動戦士ガンダムSEED FREEDOM」の2024年1月26日の公開に向けて、保志さんは「公開日も寒そうではありますが、熱い気持ちで初日を迎えつつ、この20年待った分、『機動戦士ガンダムSEED FREEDOM』を盛り上げていきたいと思いますので、ぜひ応援よろしくお願いいたします」、鈴村さんは「ガンダム作品に関わることは声優にとって本当に特別なことなのですが、19年前参加していた僕が改めて参加できるということがとても幸せな気持ちです。20年、お待たせいたしました。これだけ言っておこうと思いますが、シン・アスカ、今回の劇場版で活躍します! どう活躍するか劇場でご覧ください」と呼びかけた。

 この日、TOHOシネマズ ららぽーと福岡(同)で「機動戦士ガンダムSEED DESTINY スペシャルエディション HDリマスター」のフィナーレ舞台あいさつも開催され、保志さん、鈴村さんが登壇した。

 保志さんは「劇場版で成長したキラを演じたばかりだったので(DESTINYのキラを振り返ると)不思議な感じはありました。『ガンダムSEED』の悩んで泣いてを繰り返すキラから『DESTINY』で達観した姿への成長がすさまじかったですね」と振り返った。

 鈴村さんは「シンは基本陽キャなんですよね。監督とも今回の『FREEDOM』の収録の前に、シンは本当は明るい人なのに物語の中で描かれる場面はそれを押さえつけられて解放できない状態の物語が『DESTINY』という話をしてまして。シンの明るさが戦争に巻き込まれていくことでああなったということを今になって振り返ると、健気というか頑張っていたんだなという気がすごくします。押さえつける芝居ばかりやっていたので、やっている最中はなかなか大変でメンタル的にもつらいこともいっぱいあった」と苦労を明かし、「19年もたち、(自身が)来年50歳になるタイミングで振り返ると、(シンは)本当の息子みたいな存在で可愛らしく見えてきた」と思いを語った。

 劇場版は、2006年に制作が発表されたが、その後は長らく続報が途絶えていた。「当時のご自身に一言かけるなら?」と聞かれると、保志さんは「(続編は)本当にあるんだよと教えたいですね。続編の有無が関係者によってもまちまちで、監督はなくなったとは言わずありそうな感情を何年も醸し出してましたし、半信半疑でした。アフレコをしたのでようやく実感が湧きましたが、2年前の発表した時はまだ疑ってましたね」と笑顔で語り、鈴村さんは「テレビシリーズ最後のイベントで劇場版が発表された時の会場の大歓声が忘れられないです。あの時に言ってあげたいのは『19年かかるよ』ですね」と答えた。

 最後に、保志さんは「長年待たれていた方や、最近『SEED』を知ってもう劇場版にたどり着いたという最速の方もいるかもしれませんが、僕たちもようやくアフレコを完了することができ、劇場版がついに完成間近というところでハラハラしております。2024年始まってすぐ目の当たりにできるかと思うと僕自身すごくドキドキしていますので、皆さんもぜひ楽しみにしていてください」、鈴村さんは「あまり深いことは言えないんですが、私がやらせていただいておりますシン・アスカは活躍します! アフレコした感覚で言うとこれは映像がついたらきっとスゴイことになるんだろうなと思いますので、皆様には期待のハードルをぐんぐん上げていただき、ぜひ劇場に足を運んでください」と呼びかけた。

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